登別温泉 登別グランドホテル
ホテル・旅館 - 北海道 登別市
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鬼というのは日本人が産み出した幻想、悪の象徴。これを討ち取る事は己に打ち勝つという事。つまり鬼サウナのオートロウリュウヤバくね?
ゴールデンウィーク真っ只中の登別グランドホテルは日帰り温泉客の受け入れを中止し、宿泊客のみの万全体制。ちなみに日替わりのもうひとつのサウナである熊サウナは絶賛故障中。ウィリーウィリアムスに憧れていたあの頃、熊殺しはお預けとなる。
という訳でチェックインして真っ先に鬼退治や。誰もいないサウナ室。毎時00分30分のオートロウリュウ。かかってこいや!まず第一熱波!おっ、おっ、アレっー!!?、無理やでこれ。人生で一番熱い熱波。皮膚が剥がれそうと思ったのは初めてだ。一目散にでっかい樽の水風呂へ。その後は滝を呆然と眺めながら心の迷いを捨てさる。
その後何度となくオートロウリュウにチャレンジするも1分も持たない。葬送のフリーレンで言えば初見のゾルトラーク級である。ただ人類は研究を重ねる。そして団結力がある。
ようやく人が混み出したサウナ室。ようやくサウナハットを被った人達が集まり出したので、勝手にパーティを組み準備は整った。その前の時間帯では、はしゃいだガキどもが何度もサウナ室の扉を開け閉めし、結果換気がよくできていた。いつもなら懇々と説教して水風呂に肩まで入って30秒の刑だが今日は褒めてやる。
ストーブ前の前衛には手練れそうな濡れ頭巾を被ったのおっさん。頼んますわ。その横にはいつか自分で理想のサウナを作ってやるぜ!と静かに考えてそうな勇者くん。サウナハットは深めに被りがち。自分はいつでも逃げれる体勢をつくり、下段入り口近くへ。
さあ来いとばかりに、この日6回目のオートロウリュウ。やはり人数が揃ったサウナ室は何か色んな要素が加わり、何かいい具合に熱波がまわっている。何かよくわからんが、初めて心地良い刺激に感じた鬼サウナのオートロウリュウ。我々はパーティ全滅という事態を免れ、2つしかないととのいリクライニングを奪い合う事になった。
清流サウナの入り口にビヒタあったけど、誰も使ってなかったよ。
男
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