サウナOL@高円寺サウナ部

2021.04.10

1回目の訪問

アンバサダーとは…英語で「大使」や「代表」といった意味。「筆頭」「第一人者」といった意味合いで用いられることもある。
荻窪 なごみの湯のレストルームで、私は言葉の重みを知る。

友人サウナーからなごみの湯の女性アンバサダー募集の話を聞きつけて、なごみの湯を知りたくなった。
私はアンバサダーになったつもりで、じっくり観察をしてみる。

女性浴場は2020年12月に改装されたそうで、全体的に清潔感が保たれ、シックで落ち着いた雰囲気だ。
お風呂も楽しみつつ、いざ本命のロッキーサウナへ。

入った途端、嗅覚が記憶を呼び戻す。

「ここは…ウェルビー栄の森のサウナ?」

木のいい匂いと無数のヴィヒタがリラックス効果を高めてくれる。
サ室は10名近くが座れる広々とした空間で、特筆すべきはその作り。
2段構えだがテレビの位置が絶妙で、座る場所を選べば視界に入らない。音も小さめ。
何より私のお気に入りは、テレビ脇の1人用スペース。ここを、メディテーションスポットと名付ける。
2箇所のメディテーションスポットは内1つが光が入らない作りで、さながらSaunalabの瞑想サウナ。
女性サウナー界で有名になったら最後、争奪戦になることは必至だ。

水風呂は17度。10名くらいは入れるであろう、贅沢な作り。バイブラなしの優しさで、火照った身体を一休み。
お待ちかねの外気浴@露天風呂へ。

整い椅子は約10脚で、リクライニング、椅子、インフィニティチェアーと数、種類ともに充実のラインナップ。
まぶたを閉じ、中央線が駆ける音とともに、思想を巡らせる。

なごみの湯は、何故、できたのだろう。
普段はどんな人が利用していて、
どんな歴史を歩んできたのだろう。
そして、これからどんな場所を目指しているのだろう。

私がアンバサダーになったら、なごみの湯の理想に近づくために、20代女性サウナーとしての魅力発信や施設づくりのお手伝い、そして普段の業務と親和性の高い、企画・運用をしてみたい。
またサウナに抵抗感がある人向けに、サウナスパ・健康アドバイザーとして講座をするのもいいかもしれない。

そして女性アンバサダーになった方々と、なごみの湯をもっと皆さんに知ってもらうために何ができるのかをミーティングし、カオスな脳を沈静化させるためにサウナに入って、ずらっと並んだ外気浴スペースでみんなで整いたい。
それは、なんと素敵な光景だろう。

私がアンバサダーになれなかったとしても、アンバサダーズでの整いは、ぜひとも実現してほしい。

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