【閉店】ワイズキャビン横浜関内
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
サウナ:12分 × 2
水風呂:1分 × 2
休憩:10分 × 2
合計:2セット
ワイズキャビンは何の変哲もないサウナだ。
よくあるホテルの浴室を日帰りで貸し出しているタイプで、タオル付き1000円、給水機や外気浴、館内着などは無し。
コンパクトなサウナ室と1人サイズの水風呂、大きめのあつ湯。テレビの類も無い。
でもやっぱり、ふとした瞬間に自分を救ってくれるのはこういった地元の施設だ。
年末から今にかけて、楽しめていた筈の仕事に身が入らなかった。
転職して良い会社・良いメンバーに恵まれていて、リモートワークのため場所にも囚われない。
人的リソースは少ないけどきちんとフォローしてくれる体制や裁量もある。
そんな贅沢な環境で、なぜか仕事に身が入らず、当然成果も出ない。すべて自分のせいだから、言い訳も出来ず、それが辛くて逃げの姿勢を取っていた。
理由は大したことなくて、放置気味の案件がどんどん見るに耐えない状態になるのを傍観していた矢先、自分の調整不足から炎上し始めた案件に振り回されて、目の前の仕事と向き合うのが大きなストレスになっていった、といったような良くある経緯。
自己肯定感もガリガリ削られて、このままだと信用を失う恐怖がありながら、ただただボーっとするだけ、のような日々が続いていた。
今日、とうとう手配ミスで新しいエラーが起きた。失敗だ。どうしよう。
半ばパニックになりながら、それでも外面だけ取り繕う自分が嫌になった。
今日はワイズキャビンのロビーで仕事をしていた。
何とか形だけ処理して業務を終え、鬱屈とした気持ちで浴室に向かった。
1セット目の12分で、現状の整理をとことん行った。
掘り進めていったら、なんとなく整理がついた気がした。
2セット目の12分で、問題をどう処理すればよいか考えた。
結局、この無気力と恐怖の正体が1つの案件を先送りにしていたことに帰結するように思えた。
じゃあ、それに向き合えば良いはずだ。ダメでも進まないよりは良い。謗られたら謝って改めればいい。
さいごに、考えた仕事との向き合い方をメモに残した。
居酒屋の標語みたいな当たり前すぎる文字の羅列が生まれた。
なんだかバカらしくなって、少し笑って髪を乾かした。
今日のワイズキャビンの2セットが無ければ、変わらず目の前の仕事から逃げていたかもしれない。
それも今日で終わらせて、1つずつ切り崩して何とかやっていこう。
とりあえず、副業の記事を仕上げて納品してしまおう。
活力が取り戻せて、改めてサウナの素晴らしさに感動した。これがあるから生きていける。
男
お疲れ様トントゥ🐱
素敵なサ活ありがとうございます!
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