サウナ・アダムアンドイブ
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 22:30 〜 翌 05:25
入泉時間 夜の部 22:35 〜 23:55
入泉時間 朝の部 04:30 〜 05:15
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 2) M (2 × 2) G (10 × 2)
本日の生ビール 中ジョッキ4杯
本日のツマミ キムチ & 韓国のり
本日のメインディッシュ 〝願い叶わず〟
交差点を行き交う人の数よりも、空車待ちのタクシーの方が多い六本木通りからテレ朝通りへ左折した。「中国大使館まで」と告げたタクシーを降りると、禁断の果実を求めて階段を上がった。
実は先日の早朝にも同じように階段を心弾ませて駆け上がってきたのだが、水道工事による臨時休業に見舞われてしまったのだ。よって今夜は、直前に営業時間を電話確認してからやって来たのだった。
何故にここまで私を魅了するかと言えば、無秩序と秩序が混在するサウナや、都内屈指の高温スチームサウナが挙げられる。しかしそれ以上に「アダム & イブ」を愛する理由は、レストランにあるのかもしれない。
サウナイキタイに投稿を始めた頃は、この浮世離れした施設の事を書いていいものか正直迷った。ここは私の楽園である前に、人目を気にして忍ばざるを得ない人たちの楽園でもあるからだ。もちろん私も幾度となく著名人と同室した事もあるが、皆さん我々と変わらない、ただのサウナ愛好家でしかないのだ。
そんな誰しもを受け入れてはくれるが、決して敷居が低いわけではないサウナが私は好きだ。1st セットこそ少し混み合っていたが、時計の針が深夜に近づくにつれ静けさを取り戻していった。電気式サウナストーブに近い最上段に座り、オレンジ色の熱源をぼんやりと眺める。まぶたに焼き付いたその色が褪せる間もなく身体が限界を感じはじめ、砂時計が落ちるのを待てずに立ち上がった。
安定感のある水風呂とデッキチェアでの休憩を繰り返した後は厚手のバスローブを羽織り、私の愛すべき場所であるレストランへと急いだ。とりあえず生ビールをオーダーしたが、厨房内にイモちゃんの姿がない。スタッフさんに聞いてみると調理のお姉さんはイレギュラーの休みとの事だった。
今朝から欲していたイモちゃんの作る韓国料理にはありつけなかったが、程よく熟成したキムチと韓国のりをツマミに生ビールを楽しんだ夜更けの西麻布だった。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら