琉球温泉 龍神の湯
ホテル・旅館 - 沖縄県 豊見城市
ホテル・旅館 - 沖縄県 豊見城市
祝日 曇天 休憩利用
館内滞在時間 16:20 〜 18:10
入泉時間 昼の部 16:30 〜 18:00
入泉プログラム
昼の部 S (12 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール 生ビール4杯
本日のツマミ カプレーゼ
本日のメインディッシュ〝ロウリュ〟
先ほどの「りっかりっか湯」が地元の年配層に愛されているサウナなら、こちらは観光客や家族連れで賑わっている。
館内に入ると17時からのロウリュの知らせを聞き、時間を逆算してタイミングを見計った。5分前にサウナに入ると、運良くストーブ側の最上段が空いていた。見知らぬロウリュの最上段は、危険だとは分かってながらも譲れないのが男の意地ってものだ。サウナ内での他人への意地は不要だが、自分に対してのプライドは捨てられない。そんなくだらない事を考えていると、大きなうちわを持ったスタッフが入ってきた。
おもむろにヒシャク4杯分のアロマ水をかけると、室内には赤オレンジの香りが蒸気とともに立ち昇った。その蒸気を室内に行き渡らせるために、うちわを左右に振り始めた。その姿はジュリ扇を振る〝荒木師匠〟を彷彿とさせる。室内に流れている琉球民謡も、その時ばかりはユーロビートに聴こえてきた。最前列に座っていたロン毛の男性が〝ジョンロビンソン〟にすら見えてしまった。
おかわりロウリュの余波をもらって、きっちりと汗をかいた後は水風呂でクールダウンした。温度はまずますの冷たさだが、水質の良さは肌が感じとった。
その後は岩風呂の横にひっそりと置かれた〝ととのいイス〟に座り沖縄の海風を全身に浴びると、速攻ととのってしまった。今回の沖縄めぐりの3施設とも、風が素晴らしい役割を果たしてくれて、ととのいが訪れるのが早かった。
最後は大好きな塩サウナでじっくりと蒸し直すのだが、本日の塩は〝茶塩〟という変わり塩で見た目も茶色く室内にもお茶の香りが満ちている。その効果なのか通常の塩サウナよりも効果があり、シャワーで塩を流した後はツルツルお肌に変身していた。
素晴らしい温泉施設だったが、食事処がないので、敷地内にあるオープンテラスのカフェバーを紹介された。オジサンには不似合いな海沿いのテラスで、工事が進む第二滑走路と海を眺めながら、樽生のオリオンビールを楽しんだ。オシャレな佇まいなので残念ながら冷奴や目玉焼きはなく、カプレーゼをツマミにした。曇り空なので夕日は見られなかったが、今回の弾丸サウナツアーが無事に終われた事に感謝した、那覇最後の夕暮れだった。
男
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