鶴の湯(つるの湯)
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
会社帰りに明後日の方向に。
これで船堀ゴールデントライアングル再訪・完。一度じゃわからないね、二度来て改めてわかることもあった。
意外と黒湯が薄いけれど、さらさらで気持ちいい。
サ室内が木の張り替えを経て明るい印象になった。
やっぱり露天の段差が大きい。
前回は約2年前に来ているが、当時は私もひよっこ。ヌシではなさそうな常連さんに水をぶっかけられた理由は未だに判然としないが、今日はそんなことも起きず、静かな浴場、大人しいお客さんばかりでだいぶ寂しい。
大女将らしきがお勝手から入ってきて、やっぱり貫禄を感じる。私もいずれ・・って現世はないだろうな。
一つ後悔は、満腹状態だったのでやや苦しかったこと。食前に来ればよかった。
お風呂では何も起きなかったけれど、その前のカレー屋さんで私は見た。
入店すると、四人のインド人、ひとりの日本人男性が打ち合わせのようなことをしている。「7000万円・・」「seventy million yen..」「融資」「loan」などが聞こえてきたので、一瞬この日本の人、騙されているんじゃ・・なんて思ってしまったが、ここはインドではない。
私が学生時代に訪れたガンジス川やデリーで胡散臭いと感じたインドの人たちとは違って(当然、いい人たちも多かったけどね)、物腰柔らかく、数学が得意そうで、なんなら高そうなジャージを着ていてお金持ちそうだったし、真面目そうだった。
ここの美味しいカレー、さらに美味しいチーズナンを食べて感づいたのだが、逆にこの融資を持ちかけているんだか、設計を請け負おうとしているんだかの日本人の方が怪しく思えてしまった。でも、ここはインドではない。
私はどっちの味方なのか、私のアイデンティティはいったいインドと日本とどちらなのか。
どっちの味方でもない上、座ってるけど立ち聴きしているようなもので、アイデンティティがインドと日本とで混乱するほど錯綜した状況下ではない。
胡散臭そうな日本人と一瞬思ったけれど、なんならこの店内で一番胡散臭いのは私だろうし、彼も営業なのだろう、彼なりに頑張って傾聴し提案していた。
何を建てようとしているのかは知らんけど、審査がうまくいくといいなと思ったし、もしカレー屋さんをやるなら花輪くらいは出してもいいとすら思った。
いい話を聞けたのとカレーも美味しかったので、お土産にデザートをと思い、お店の外のショーケースに店員さんと一緒に。一つ一つ説明してもらおうと試みたのだけれど、「あまい」「お菓子」「これ全部インドのお菓子」とだけ教えてくれたので、自分の勘に頼り、一番インドと関係なさそうなケーキにすることに。美味しいといいな。
女
CoCo壱は家人が週二で通ってますけど、インドの人いないでしょ!
外見は日本、対応は北朝鮮、心はモナコです♡
国際派‼️
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