大豊湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
「敬老の日 65歳以上の方は入浴料金200円」とのことだったが、惜しくも25歳ほど届かず450円で入湯。
街の銭湯を訪れる客の年齢層は高めだが、ここ大豊湯は群を抜いている印象だ。今日も多くの大先輩方で賑わっていた。
敬老の日であることを思えば私は彼ら一人ひとりの背中を流し、万歳三唱をしたうえで1,000円ずつ配って回らねばならないが、感染リスクを考慮して断念した。すまん、先輩方。
「老害」という言葉が市民権を得て久しいが、年齢と人間性の良し悪しには何ら関係がないはずだ。チャリに乗りながらスマホをいじっているクソガキは立派な害悪だが、そいつを「若害」などとは呼ばない。サウナ室でマナーをしっかり守っているご老人も、「マナー?何それ食えるの?」と言わんばかりのクソったれな若者も目にしたことがある。逆もまた然りだ。
「老害」という言葉がダメだとは思わない。だが、ご老人が、あるいは老いるのがいけないことであるかのような認識が広がるのは少し怖い。何しろ私も現在進行形で老いているのだ。
きんさんぎんさんを全国民が敬った、あの頃の気持ちを思い出せと言いたい。同じクラスだった高田君に「きんさんぎんさんのCD買ったぜ!」と高角度の自慢をされたことが思い出される。高田、お前は間違ってなかった。今必要なのはお前のそのハートだ。
100歳の老婆2人にレコーディングを強いることが敬いなのかどうか。しばしサウナで考えた(考えてない)
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