ウェルビー栄
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
上司の「名古屋出張入るけど行ける?」という問いに満面の笑みで「はい!」と手を挙げてから数か月、この日をどれだけ待っていたことか。上司は文言を端折るタイプの人間なので、おそらく冒頭の問いは「名古屋出張入るけど(ウェルビーのついでに)行ける?」というのが正確だと思われる。
つまりウェルビー訪問こそがこの出張の本質であり、このレポートを出張復命書とさせていただきたい。
訪問は土曜夜。ちょうど1週間前の「サ道」がここを舞台にしていたこともあり混雑を覚悟していたが、意外と快適な密度。
ロッカーに名古屋のスーパースター・板東英二氏のありがたい御言葉が掲げられていたので、ゆで卵を供えて静かに手を合わせた。
まずはフィンランドサウナ。広い、静か、ほの暗い。ロウリュとヨガもしっかり堪能。
ロウリュは2名体制。焼き魚のごとく身体の前、後をそれぞれ焦がしていただく。遠征先サウナでロウリュを受けると「なんか地味だな…」と思いがちだが、それは日ごろ「1,2、サウナー!」に慣れ親しんでいるこっちの基準のせいだとは思う。ロウリュも女の子も、地味派手両方に魅力があると思っている。
ヨガはインストラクターのお姉さん(以下、ヨガ姉さん)が担当。10分超はやっていたと思うが、入口ドアが開いていたせいもあってか意外としんどさはなし。
途中、サウナパンツ着用という掟を破った全裸老人が侵入し、ヨガ姉さんから「パンツの着用をお願いします」と注意されるも無視(というか聞こえなかったっぽい)して着席&ヨガ開始。むき出しのチャクラ。
「このおじさん、変なんです!」「なんだチミはってか⁉︎」という展開を期待したが、そのまま淡々とヨガは進行。ヨガ姉さんのプロ根性を見た。ルールは守ろう。
そして森のサウナ。これもよい。決して広くはない、というか狭いが、彼方の北欧(上野じゃなくてフィンランド的な意味)に思いを馳せ満喫。セルフロウリュバージンも喪失し、立派な大人の男にしていただきました。ありがとうございます。
そして噂に名高いアウスサウナへ。「水風呂は19℃が至高」という下級サウナ戦士の私にとっては自殺行為に思えたが、「旅の恥は掻き捨て」「栄で凍死は男の本懐」といった諺にならい覚悟を決め入場。どういうわけかすんなり入れた。道産子魂のなせる業だろうか。あるいは究極環境下で身体がバグったか。
帰りにはオリジナルタオルを購入。ありがとう、ウェルビー。
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