鷹の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
感性や感覚は人それぞれ、自由だ。
五つ星のフレンチを食い「どん兵衛のほうがうまいわ」という人、「火垂るの墓」を観て「親戚すげー嫌な奴で草www」という人、妥当かどうかはともかく、いてよいのだ。
ここの湯が強烈に熱いという話はよく耳にしていた。
確かめるために来たわけではないが、入らないという選択肢はない。「ぬるめ」「熱め」と表示された2つの浴槽。迷うことなく後者に歩を進めた。
結果、膝下だけを4秒浸して退散することとなった。熱湯コマーシャルなら告知時間はゼロ、辺見えみりに淡々と進行されてしまうところだ。
ひとりきりのサウナ室で「熱め」に思いを巡らす。
「〜め」というのは「どちらかといえば〜」というような意味合いだろう。
「小さめ」は「どちらかといえば小さい」、「細め」は「どちらかといえば細い」、「被りめ」は「どちらかといえば被っている」という具合に。
したがって「熱め」は「どちらかといえば熱い」ということになる。
感性や感覚は自由だが、あれを「どちらかといえば熱い」とするのはさすがに間違いだろう。どちらかといえばではなく、単純かつ完全に熱い。もはや湯ではない。どちらかというとマグマだ。
というわけで、今後は「ぬるめ」「マグマめ」の表示でお願いしたい。
被りめww
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