望月湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
出勤抑制とやらで月曜なのに休み。とはいえ不要不急の外出は控えろということなので、おとなしく洗面所の掃除なんぞに勤しんでいた。
激落ちくんで洗面台をこすりながら思う。そもそも不要不急とはなんぞや。
おばあちゃんが危篤!→不要不急でない。
近所のパチンコ屋に哀川翔が来る!→不要不急。
アンパンマンが大ピンチ!→ジャムおじさんは不要不急でないが、他の人間は要審議。
判断は各々の価値観やライフスタイルに依るしかない。
おばあちゃんが危篤でも家にいるべきという考えの人だっているかもしれないし、哀川翔のファンだっているかもしれない。
サウナは不要不急か。
私に「サウナがないと生きていけない!不要不急なんかじゃない!」と言い切れるほどの矜持はない。
なので、洗面所の掃除を終え、暇を持て余して望月湯に足を運んだ私は、お上のお達しを破ったレジスタンスとして近いうちに反逆罪で死刑になるだろう。
月曜真昼間の望月湯は老若男女、いや老男で賑わっていた。「お前らも死刑だからな、がっはっは!」と一瞬思ってしまった。
愛すべき先輩方の目は優しい。レジスタンスのそれではない。彼らは反逆者を無理に気取った私の味方ではないし、故に真の敵ではないだろう。
そんな優しさに晒され、もしかしたら銭湯って不要不急ではない場所なのかもなと思った。
こんばんは。反逆罪で死刑のくだりで吹いてしまいました。
緊急事態宣言なのに、平気で越境サ活の人が多くてちょっと引いていましたが、近所の銭湯に出かけるのに逡巡されるボーイズ・ライフさんは真っ当な方ですね。
残念。私もそのあといたので。
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