サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
8月初旬。短い命を知らせる蝉達の鳴き声と、命の危険を知らせる熱中症警戒アラートが連日鳴り響く、東京上野。
インバウンド外国人からクレイジー!と叫び声か聞こえてきそうな日本の夏を感じながら、例のように出張で東京に訪れた私の足取りはとても軽かった。前日の仕事の疲れなど忘れてしまう程、上野の街は青く、輝いて見えた。
というか、ちょうどブルーピリオドの実写化広告も相まってマジで視界が3割増しで青かった。ブルーピリオド、大好きです。俺も藝大目指したい。
兎にも角にも、私は今日初めて『サウナ北欧』に行く。
サウナブームの火付け役とも呼ばれるドラマ『サ道』。数年前に偶然見かけたこのドラマに心を奪われ私は、それまでサウナにも大衆浴場にも興味が無かったのに、今では自身のことをサウナーと呼び、趣味はサウナ巡りです!と恥ずかしげもなく自己PRで言えるほどサウナが大好きになった。
その舞台となった聖地を目指し裏路地を歩くとドラマで見た赤色のビルがすぐに現れた。凄い、ドラマのまんまだ。いや当たり前か。
14時チェックイン。ロッカー番号「73」を渡される。お、37の次に縁起が良い。まるで俺を祝福しているようだ、ぐふふ。ウキウキで館内着に着替えちゃう。
7階浴室へ移動し、そして、ついに、私は念願の聖地の扉を開ける。失礼します!
まず直ぐ目に入ったのは左壁にかかった沢山のサウナハットであった。こんな数初めて見た。皆んなサウナ好きすぎだろ。なんか嬉しい。
そして驚愕の事実を知る────
さ、サ室が2つある!!
ドラマの知識だと1つだけだと思ってたのに!あわわわ。
と、 とりあえず落ち着け私。まずは素数を数えながら体を念入りに洗い内風呂に入るのだ。...ふぅ気持ちいい。
そしてトゴールの湯へ。あ、この空間よくドラマで見たやつだ!うひょひょ!写真撮りたい!(撮るな)
興奮冷めやらぬままサウナへGO!はい 満席! 入れません!だと思ったよ!!
でも凄いなここのお客。びっしりひしめき合ってるのに皆んな同じポーズで綺麗に陳列され蒸されている。芸術的にさえ思う。さすが北欧だ。とりあえず知らなかったもう一つの小さめのサウナへ。
テレビがないサ室。いやマジでここだけで十分だろ。すげー気持ちいい。
水風呂へ。冷た!16度かな。いやぁ良い、良いぞ。
サ室もそうだったが汗の匂いが全くしない。これ地味に凄いと思う。それだけ水量が多くてマナーが行き届いている証拠だよな。
そして外気浴。もう感無量で泣きそうになる。
やばい、俺いまマジで「サ道」じゃん。原田泰造じゃん。
なんだよこの空間、なんで都会のビル風がこんなに優しいんだよ。ずるい、ずるいよ北欧...(たぶ続く)
私は偶然さんの席の後ろに座ってました お会いできた際は酒を飲み交わしましょう
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら