神戸クアハウス
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
【六甲名水のお導きにより「ととのい」の向こう側へ】
3度目、久々の訪問。
チケットはオンラインで事前購入(100円引き)。
#サウナ
広めでマイルドなセッティング。
サウナに坐して正面はガラス張りになっており、広々とした浴室を見渡すことができる。
ドバドバと掛け流される自慢の天然水風呂を眺めながら、
『あぁ、私も10分後にはあの中か...』
などと思いを馳せつつ、汗をかく。
また、ここのサウナの特徴の1つとして寝転びスペースが用意されていることが挙げられる。
これがまた趣があり、とてもよい。
サ室全体が木造なこともあり、大自然にある掘っ建て小屋の中で、ぼーっと一人寝転がっているかのように感じられる。
そして岩盤浴のようにじんわりじんわりと汗をかけるのだ。
なお、全体的にサ室の温度が高いわけではないので、体が温もりきらないと感じる場合は、これまた自慢の天然温泉にじっくりつかり暖をとることをオススメする。
#水風呂
深さはそれほどないが横に広い水風呂。
名水100選にも選ばれた神戸ウォーターが、打たせ湯のように上方からドバドバとかけ流される。
もちろん飲用も可能だ。
温度は体感18℃くらいか。
それほど冷たいわけではないが、かと言ってぬるいわけでもない。
とても「ちょうどいい」温度だ。
なお、天然水の水風呂と言えばサウナの聖地「しきじ」を思い浮かべる人も多いだろう。
が、私の感覚ではしきじの水とは少し違う。
「どちらがいいか?」
野暮な質問はよしてくれ。
どちらもいいに決まっているじゃないか。
#休憩スペース
充実している。
浴室内に、寝転び椅子×3、ととのい椅子×5くらい
露天スペースには、寝転び椅子×3くらいはあったか。
浴室内の休憩も露天スペースも、それぞれの良さがあり甲乙付け難い。
なお、今回私はかつてない印象的なととのいを得たことを報告しておきたい。
それは2セット目、浴室の寝転び椅子に寝転がってととのっていたときのことだ。
目をつむり、かけ流される神戸ウォーターの「ドバドバ」という音を聞いていた。
すると、ふと自分が「水の音」と一体化しているような感覚に襲われたのである。
「私=音」
「音=私」
通常の「ととのい」とは違う、不思議な感覚だった。
あの感覚はいったい何だったのか?
一階の食堂で名水御膳をつつきながら自問自答した。
...すぐには答えが出そうにない。
『よし、その答えを探しに、再びクアハウスを訪れよう』
そう固く心に誓い、サ活を終えた。
男
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