湯乃泉 草加健康センター
温浴施設 - 埼玉県 草加市
温浴施設 - 埼玉県 草加市
先日、Twitterでプロレス談義に花が咲いた。
プロレスは青春だ。90年代2000年代初頭に限定されてしまうのだけど、あの頃に熱狂したプロレスは今になっても、まだまだ覚えているものだ。
野球、サッカー、プロレス。私が好きなのはスポーツ競技としての勝ち負けよりも、闘う男たちがそれぞれの人生をかけて描く人間模様に他ならない。そこに勝ち負けはあまり関係無い。
18.44メートルの間にある崇高なる騙し合い・プロ野球。
1体1。1体多。個人と集団の戦いに、哲学にまで昇華された戦術をぶつけ合う。サッカー。
そして怒り悲しみ泣き笑い。全てを身体で表現し続ける至極の人間賛歌・プロレス。
サウナもまた多くの人間賛歌があると思う。
皆、何かを抱えて今日もサ室に入る。あくまで私の想像でしかない。でもそこに様々な人間のドキュメントがあって欲しい。誰からも覗き見されることのないシンプルなドキュメンタリーだ。
今日もまたサ室に入る前からガヤガヤと賑やかな若者たちが居た。耳を傾けるとどうやら今年卒業の大学生だった。竜泉寺より熱いとか、キマッタとか、サウナの話をしながらも目下の課題は来月からの新社会人生活みたいだ。常日頃、お喋り小僧と罵りたくはなるものの、彼らだって日々色んな想いを抱えているのだ。今日はそっとしておいてあげたい。
他には瞑想に入ってる求道者みたいな若者も居た。明日のタスクを頭で整理をしながらも、後半セット中には酒飲みたいとか、焼き鳥食いたいとしか思い浮かばない即煩悩の私も当然ながら居た。
春の陽気の外気浴を中心に計5セット。
今日は本当に気持ちが良かった。
この陽気に新コロナが減衰して、一気に桜散る季節になって欲しい。ただ春を待ちながらも、サウナはけして自粛しない。
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