カプセル&サウナ ロスコ
カプセルホテル - 東京都 北区
カプセルホテル - 東京都 北区
週末サ活を標榜しておきながら、週の平日に2回も寄り道してしまう不届き者の私を妻は許してくれるだろうか。
週6勤務最終日ということもあって、静かに浸りたかった。北欧は混んでいるだろうし、余波でプレジやサウセンも危うい。萩の湯はこの間、受付待ちの人が多過ぎて引き返したくらいだ。これがサウナブームというものか。
そんな本日。一駅定期券圏から外れるものの、イキタイ施設上位に位置しながら、機会の無かった駒込へ。言わずもがなに駅近だった。これは本当にありがたい。
洒落た飲食店の様な入り口から館内へ。下駄箱の年季さからして遠く昭和の香りがしてきた。何故か非常に落ち着く。受付の女性も可愛いらしい。平成をすっとばして昭和からやってきたかのような柔和な感じ。昭和アイドル顔というべきか。
浴室。混んでいるように感じたのは真ん中に洗い場があり、人が集まっているから。全体的にコンパクトな空間。噂のライオン水風呂は見て見ぬフリをして、洗体開始。
サ室。
入ってすぐ左手に熱源。前方から奥に向かって噂の合法寝サウナのスペースが拡がる。3セットとも5割か6割ほどの入り。この熱さが心地良い。湿度は高くないものの、それほどカラカラでもない。じっくりと10分。最後は12分。いい汗が出る。
水風呂。
絶賛される意味がようやく分かった。水温以上に冷えてる。そして軟らかい。ミネラルウォーターを全身に浴びたみたいな感触。浴びたことないけど。ライオン口から流れ出る水を首筋に受けて、しばし放心。これはいい・・・。なんだこりゃ。
外気浴は浴室を出る必要があり、面倒くさいのでバイブラバスの縁に座った。静謐なる空間。浴室と一体になる感覚。桶の音が遠くに聞こえてきた。あの水風呂の質ならこうなるなあ。思わずニンマリする。その時、真向かいにゴシゴシ洗体中の紳士と目が合ってしまい、気まずい思い。
風呂のバリエーションは少ないし、アウフグースもロウリュもない。ここはそんなオプションは要らないかもしれない。ただシンプルにサウナに入る。水風呂で癒される。難しいことは要らない。これが愛される所以だろう。
ありがとう、ロスコ。
駒込ということで巣鴨を通り越してしまった事を思い出した。次は1回泊まったことのあるサンフラワーか。
いつの間にやら勝手に始めてしまった平日サ活。
暫し上野/御徒町を離れてみるのも悪くない。
思うほど混んでなかった。
正解だったかもしれない。
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