妙法湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
本日は銭湯の日。
ただいまの東京のニュースは台風19号の話題で持ち切りだ。
それもそのはず、ここ一年で起きている台風の被害は驚倒するほど恐ろしいものだし、実際に被害にあった友人の話を耳にする機会もあるためか私にとっても当然他人事ではない。
無論私も御多分に洩れず、できることはしておかねばと、できる限りの準備を考える木曜の夜。
そう、まずはサウナだ。
本日のサウナは椎名町の妙法湯。
たまたま目にした女性サウナの温度にノックアウトされ、見たその2日後には足を踏み入れていた。
待望のサウナは湿度はさほど高くないものの、しっかりとした温度があるため呼吸をそのままにその温度をしっかりと楽しめる仕様に感じた。
呼吸が苦しくないということは、比較的長時間熱に身を委ねることが可能ということ。
いつもよりしっかり目に蒸し上げられた私はフラフラと水風呂へ。
番台で「今日の水風呂は冷えてるよ〜」などとフランクに教えていただいた私の期待度はMAX状態。
サウナ102℃ 水風呂17℃、前情報より水風呂の温度が低い…。
逸る気持ちを抑えつつ体を鎮める。
驚くべきはそのあたりの柔らかさ。しっかりと冷たさを感じさせつつ、あくまでも冷たすぎないその絶妙な水風呂に身を任せていると、時間軸の歪みを感じるとともに多幸感が私を包み込む。
初心者ながらに、湿度高いサウナが好みではないかと思っていた自分への浅慮さを真正面から指摘されたような心持ちになった。
私は今一度自分、そしてサウナと向き合うべきではないだろうか。
私はこころ新たにもっと深い愛を持って向かい合うことを心に決め、来たる嵐を静かに待つことにした。
女
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