地図からサウナが探せる！

金春湯

銭湯 - 東京都品川区

焼け石にアロマ水

2022.08.29

3回目の訪問

【2年ぶりの再会】
昨日一昨日と、東京神奈川の銭湯サウナで過ごしたからか、週はじめの今日、ふと金春湯に行きたくなった。
思い起こせば2年ぶりの訪問。あちらこちらへと足を伸ばしているうちにこんなにもご無沙汰してしまった。

そんな私だが、本格的にサウナ好きになったのはここが発端。当に原点の地なのだ。
ある休日に都内をウォーキングし、終着とした大崎でひと風呂浴びたいと思いスマホで検索しふらりと立ち寄ったのが出会いだ。

テレビも音楽もない静寂なサウナ室は、しっかり熱いがしっとり気持ち良い。苦しいのだがどこか優しい熱さ。
室内には漫画を読む人、顔色一つ変えずに小説を読み進める人、サウナハットを目深に被り瞑想する人、皆さん思い思いの過ごし方をしつつもお互い干渉は勿論、迷惑行為もない。
板むき出しのボナサウナは足の置き場によっては軽い火傷状態になるくらいの熱さだ。サ室から出る時に悠長にサウナマットを折り畳んでいたら足裏の熱さに耐えきれず慌てて退室。

しっかり蒸された後は、キンキンに冷やされた水風呂が待つ。今日は15℃を指し示していた。水は地下水だろうか。相変わらず肌触りがなめらかで気持ち良く感じた。心なしか広くなったように感じたが、そんな事はないか。

そう。人生で初めて「あまみ」を知ったのもここであった。
水風呂から上がり、軽くふらつきながら直ぐ目の前の腰掛けスペースにどかりと座り、暫くの間放心状態でいると、太ももから脹脛にかけてくっきりとした赤い斑点が現れている。初めて見る光景だ。
体調に異変は感じなかったから時間までしっかりサウナを続けたが、結局その赤い斑点は最後まで消え入る事はなかった。毎セットサ室から出た後、特に水風呂に入った頃から出始め休憩している最中がピーク。
風呂から上がりスマホで検索し、そこで初めて「あまみ」の存在を知った。
それ以来、私は「あまみ」の出る施設は自分にとって相性が良いという捉え方をしている。
今日も2年のブランクは全く感じさせない激くっきりあまみが湧き出でて一安心。

サウナ代600円。入浴料と合わせて1,100円。当然2年前からは値上げ。当時は1,000円でお釣りが来ていた。今や銭湯サウナとしては高額な部類だろうが、充分にその価値のある施設だ。
イキタイメンバーズ特典として小タオルを提供してくれるから気軽に手ぶらで立ち寄れる。銭湯施設ながらシャンプーリンスとボディソープも常備。ドライヤーも無料。
あれやこれや使おうと思った時に、いちいち金額が加算されたり小銭を準備したりしなくても良いのは私にとってはとてもメリット。

ありがとう金春湯。大崎に住みたいくらいだ。