上野ステーションホステル オリエンタル2
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
オリエンタル上野。3つあり迷うが2に行ってみる。月曜は瞑想サウナ。スタッフロウリュもある。受付スタッフさんが退店時間をちゃんと口頭で伝えてくれる。こういう心遣いは結構ありがたい。
・浴室
いい感じに朽ちており、なんか「サウナ」って感じがする。不衛生さは無し。赤坂店と同じロッキングチェアが4つ並んでいる。天井には花、草、鳳凰。八方睨み鳳凰図へのオマージュだろうか。入店早々スタッフロウリュのタイミング。水通ししてサ室に入る。
・サ室
扉を開けると暗がりにiki。水を一滴も逃さないこの造形。いつ見てもイカツイ。室温105度。座面はコの字形で広め。奥のみ3段になっており、天井と頭の距離はほぼ無い。
ロウリュ担当は東南アジア系の青年。浴室ではとても真面目に仕事をしていた。緩やかな熱波で昇天させてくれるに違いない。期待が膨らむ中カップ氷が配られる。1つ頬張り、3段目で蒸発音を待つ。(この後地獄を見る)
・一杯目
持ち手の長いステンレス製のラドル。よく見るやつ。これ結構水が多い。蒸気の到着が早い。やんわり扇がれ陶酔し、水通しで作ったバリアは崩壊する。
・二杯目
皿の水はタプタプになっている。さっきの蒸気がまだ生きているので更に熱い。鼻、耳、唇。出っ張った部分が痛気持ちいい。快感と苦痛がせめぎ合う。青年の緩急のある熱波。内臓が煮え返る。熱いのに少しブルッとする感覚はなんだろう?
・三杯目
最高潮に熱いやつが来そうな予感。なんとか3段目で耐え切りたい。青年はほぼ同時に4杯目をかけた。えっ?2杯一気にいくの?一瞬目を疑う。見えない蒸気に恐怖が募る。
・四杯目
三杯目。めちゃ熱い。しかしそんなことを気にしている余裕は無い。四杯目がすぐ後に来ている。耐えられる訳がない。2段目に移動するか?でもそれでいいのか?耐えた先には新しい世界が待っているかもしれない。ずっとそうして生きてきた。零コンマの世界で期待と不安が交錯し、脳はフル回転を始める。
四杯目がやって来て無事死亡。本能が「逃げろっ!」と叫んだような気がした。薄暗い個室を走って21度の水風呂へ避難する。
水風呂に入っていると氷を入れてくれた。水温にはほぼ変化はないが嬉しいサプライズ。椅子で揺られながら休憩し、3セットやって本日のサウナ終了。脱衣所で鏡を見るとあまみがとんでもないことに。10月中にチラーを新調しシングルを目指すとのこと。もう一度あの熱波を浴びたい。
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