新宿区役所前カプセルホテル
カプセルホテル - 東京都 新宿区
カプセルホテル - 東京都 新宿区
蒲田から大崎に流れてハシゴするも不発弾を抱える。こうなると安定を求めてしまう。とは言え混雑する施設は避けたいところ。日曜日の夕方過ぎ。意外と銭湯より都市部サウナ施設の方がゆったりできる。予想通り絶妙の客入り。
・1セット目
ログハウス調。洞窟をランプで照らしたような明るさ。部屋の形が良く、広く感じる。詰めれば20人は行けそう。テレビが入り口付近にあり、青い液晶の時計が置いてある。奥にストーブがあり、セルフロウリュ可能。水桶の上にロウリュ用タイマーの砂時計があるが遠くからはほぼ見えない。10分に1回のルールだけど気にしている人はいなさそう。正面でロウリュをやる人、左からタオルで拡散する人、右の座面で思いっきり濃いのを浴びる人。友人同士では無さそう。しかし連携が取れているようにも見える。これが暗黙の了解というヤツなのだろうか。砂時計をひっくり返す様子が無いがそれで良いのだろうか。あれこれ考える。熱さで3名のことは全く気にならなくなり退室。
水風呂は井戸水掛け流しとのこと。歌舞伎町の井戸水って大丈夫なのか?と多少思うが、なかなかスッキリした肌触り。水温は19度。マッタリ入れる温度が心地良い。
・2セット目
休憩せずサ室に戻るとノーゲスになっている。すかさず砂時計を確認。落ち切っている。湿度の感じからしてロウリュからある程度時間が経っていると推測される。ルールは2杯まで。自分だけのためにロウリュを楽しむ。
先ずはアロマ水をかくはん。あまり意味はないが気持ち的にこれはやってしまう。水をすくって左上から右下にかけて少しづつジグザグにかける。真正面の壁に向かって両手でタオルを力一杯振る。熱は上に逃げるので、タオルは振り抜かず上から斜め下に叩くイメージをする。熱波が内臓を通過して背中に抜ける。熱風では無く「熱の波」と名付けた人は、この内側の感触を表現したかったのだと思う。2杯目は中央にバシャかけ。あえて仰がず熱の塊を受け、肌の焼かれる感触を味わう。最高に気持ち良かったけどおおよそ6分で体力が尽きる。水風呂に入ってから窓の近くで半外気浴をする。女神像をグニャリと曲げて本日のサウナ終了。
ドリンクを飲みながら休憩室でスラムダンクの最終巻だけ読んで過ごす。思えば上京して初めて行ったのはここだった。サウナにハマっていなかった昔。転入手続きの後、酒抜きをした思い出が蘇る。土曜日の氷風呂も一度行ってみたい。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら