東京荻窪天然温泉 なごみの湯
温浴施設 - 東京都 杉並区
温浴施設 - 東京都 杉並区
温浴が染みる季節になってきた。銭湯よりもスパを選ぶ頻度が上がる。なごみの湯。控えめなエントランス。中は結構大きく広い。基本的なものは全部揃っている。風呂もサウナも種類が多い。ある程度満遍なく楽しめるセットプランをご紹介。
1.つるつる温泉
弱アルカリ性温水。ph10.7と書いてある。つまり石鹸とほぼ同じ。文字通り肌はつるつる。外気スペースを見ながら期待を膨らませつつ、好きなだけ入る。若干移動し炭酸泉へ。
2.炭酸泉
超高濃度と謳っている。1300何とか。かなり炭酸値が高い。シュシュワが実感できる。壁面に炭酸泉の大きな説明書。意味を理解しながらじっくりと読む。説明書の最後はこう締め括られている。「約5分の入浴で血流は4倍になると言われています。」読了までの所要時間、約5分。やられた。
3.水風呂
16.4度。水をかぶるだけでも良いが、できれば一旦休憩の意味合いで数秒入る。体に取り込んだ炭酸を中心部に集める。壁面にはヴィヒタを吊るしてあった形跡が。水風呂を出たら備え付けのタンクから水分を補給。
4.ボナ
若干の移動。しっとり系90度。薄暗い。ヴィヒタの香り。テレビあり。オートロウリュ音が気持ちいい。温水浴で下地ができており、即行で発汗する。4分で退室。
5.塩ミスト
お湯で体を流して入室。すでに汗をかいたあとなので塩はすぐに溶ける。穴に塩を吸わせて3分で退室。
6.高温ドライ
体を流して最後の汗を出しにいく。左にテレビとガス遠赤。入口を挟んで変則的なコの字型。長辺のみ2段。薄暗い。テレビあり。ストーブ正面の2段目が一番熱い。尋常ではない汗量。ラストランの気持ちで限界まで入ってから退室し、水風呂へ向かう。
7.外気浴
水風呂は1分以内にしておく。水風呂から外気スペースまで若干距離があるので、体を拭きながら進む。オープンエアに到着したら、シャワーで椅子とオットマン的な台を綺麗にする。横になる。デッキチェアのような使い心地。長い温冷浴の遍路を経て無事たどり着く。安心感で一気にリラックス。心臓の鼓動が聞こえる。頭をいろんな方向に曲げながら、曲がる視界を楽しむ。空には雲が少し出ており、満月が輝いている。満月が何個あるか数える。トリップが終わったら、もう一度リラックスを思い出し、体の揺れを感じながら休憩。
8.食事
サウナ後、休憩スペースや喫煙所にてクールダウン。自然と腹が減ってくるのでレストランで辛めの酸辣湯麺(美味い!)、ブルポ(レッドブル+ポカリ)を注文。施設内レストランにしては価格が良心的。
敷居は低い。しかし中はハイスペック。不感風呂があれば完璧。
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