今日のサウセンには驚かされた。
過去イチのととのいだった。

ここのところ疲れていた。
今日もなんだか気乗りのしない1日だった。
きっと年度初めの疲労が蓄積していたのだろう。
天気は悪いし、正直、サウナに行くのもちょっと億劫になっていた。
「これじゃあサウナーの名が廃る。今日は行かなければ。だって、昨日サウナに行ってないんだもの。」

「行かなければ」の時点で、サウナと正しく向き合えていなかったのだと思う。
そう、サウナとは義務感に駆られて行くところでは決してないのに。
惰性で入ったサウセンで、とりあえず1回ととのった気分を味わい、体調不良あたりを自分への言い訳にして1セットで帰ろうかな…などと、サウナーの風上にも置けぬ思考回路だったことをここに吐露させていただく。

ところが、だ。
サウセンは見抜いていた。
今日のサウナは、父だった。(何を言っているのかわからねーと思うが)
威風堂々たるその佇まいから放たれる、父性を感じさせる1発目の強烈な熱気で、腑抜けた私を一喝してくれたのだ。

しっかり奮い立つことのできた私は、迷うことなく18時のアウフグースに参加。
もう逃げたりはしない。
固い決意を取り戻した私は、今まで避け続けていた初の最上段をチョイス、いよいよ肚を決める。
参加者が少数精鋭ゆえの、普段のコースに加えてのおまけロウリュとおかわりとの試練という地獄。いや、天国。スタッフさん、ありがとう。
命からがら生還し得た私は、チラー全開の水風呂へ。

ととのイスに着席後、未だかつてないさまざまなパターンの鼓動が胸を打ち、視界にはいろいろな映像がよぎる。
自然の景色が現れたかと思えば、カラフルな幾何学模様が立ち替わり入れ替わり。
瞼の向こう側はチカチカし、身体がビリビリした。
ひいては視界にたくさんのマウスカーソルやらカピバラやら能面(?)やらが現れては消えた(なぜ)
もう筆舌に尽くし難きこのととのい、過去イチだった。

サウセン、ありがとう。
今なら何でもできる気がするよ。


サ室:8分×2・アウフグース
水風呂:1分×2・3分
休憩:中・無・大
合計:3セット
一言:サウセン水風呂3分はヤバい。

歩いた距離 1km

  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 12℃
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