神戸クアハウス
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
正真正銘の今年の締めサウナ、神戸クアハウスは原点を思い出させられる、最高のサウナでした。
祖母宅から徒歩30分、急遽時間ができたので、道中も今年を振り返りながら向かう。
昨日の有馬で締めと思って執筆したが、やはりこのような有名サウナ施設で締められるとなると嬉しい。
サウナ室は、独特の良い木の匂い、温度が高すぎるはずでもないのに、なぜか汗がすぐに吹き出す。寝サウナも気持ちい。湿度も高く、今年最大級に汗が出る。
そして、水風呂すごすぎる。なんだこの包み込まれる感じ。温度が高いのもあるけど、いつまでもいれる。そして、打たせ湯はやばすぎる。しきじをものすごく思い出す。
日本三大水風呂、伊達じゃない。本当にすごい。
入って見て感じたのは、サウナで重要なのは、サウナに蒸され、水風呂に包まれ、休憩する、その一連の行為にどれだけ幸せを感じられるのか。サウナ室も水風呂も、その幸せのための手段でしかなくて、目的化するものではない。
自分は、色々な施設を訪ねることが自己目的化していたなあ、と思う。
サウナイキタイでも、インスタでも、簡単にサウナの情報が入る今の時代、部分部分で差別化を図る施設は沢山あれど、こういうシンプルながら非常に居心地の良いサウナに、やはり自分は惹かれるんだなあと、神戸クアハウスを通じて強く感じた。
様々体験を求めるのが自己目的化すること自体は悪いこととは思わないが、やはりサウナに向き合うことも大切だなあ、とこと年の最後に振返れてよかった。
最後に、自身の好きなお三方が、自分がサウナで感じたことを綺麗におっしゃっていたので、引用して今年のサウナイキタイを閉めさせていただきます。
サ道2021より
『サウナの入り方が人によって違うように、幸せのカタチも人それぞれ。正解なんて存在しない。どんな人にもどんな場所にいても、ささやかな幸せはきっと見つかる。それさえあれば今日も生きていける。きっと明日も頑張れる』
『そんな小さな幸せがひとりでも多くの人のもとに訪れますように』
サウナについてのnoteを執筆しているTakayamaさんより
『サウナブーム(実態はブームらしきもの)により、結果的に全国各地で新しいサウナが次々に誕生しました。しかし各サウナの発信実態を見ていくと、あるサウナでは富裕層向けに偏り、あるサウナはコストカットに振り切り、極端な傾向が顕著になっていると映りました。そこから一つ言えるのは、市場が多様性を受け入れる余裕がなくなってきているかも。』
ドロピザより
『情報量は、10年前の530倍、20年前の6450倍。情報過多の時代を生きている。』
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