ましまひろし

2024.03.03

64回目の訪問

平家も愛す。
ご近所のvintage好きな大先輩がサウナに行ってみたいとのことで、私の運転にてじょんのびへ。そうです、私は専属ドライバーなのです。
ご一緒した大先輩曰く、どうやらじょんのびはおよそ10年ぶりとのこと。
18時にチェックイン。奇数日だが流石は休日。とても混んで、賑わっている。止める場所を探していると見覚えのある車が視界に入る。まるで”この紋所が目に入らぬか⁈”と私たちに訴えかけてくる。
彼は私の先輩であり盟友であり友人である。
今宵じょんのび館にて相見えることになろうとは。
浴場に入り、シャワーにて頭と身体を流してドライサウナへ。
“おやおや、混んでいるようだ。”
こうなればルーティンを変更し、スチームから攻めようと決心し、目線を水風呂へと移したその先に彼がいた。何とも無防備で気持ちよさそうな表情の彼を見て私は幸せな気持ちになった。
例えるならば、同棲をしている恋人との喧嘩期間に、寝ている恋人の顔を見た時のような感情である。それと同時に失った幸せな時間が元には戻らないことを痛感するのである。もちろん彼とは喧嘩しているわけではないし、付き合ってもいなければ同棲もしていない。
もはや自分が何を言っているのか、何を伝えたいのかもよく分からない。それほどまでに今トトのっているのだろう。
私はスチームへ入り目を瞑りながらそんなことを考えていた。
5分くらい経っただろうか。サウナハットを脱ぎ、天井を見上げる。簾に沢山の水滴が付いていて、不規則に落ちてくる。その様をぼーっと眺める。時折額に落ちてくるのでもちろんアツく、その度に現実に引き戻される。
灯りに照らされ、スチームの粒がよく見える。まるで街灯に舞う粉雪のよう。どうやらまだ私には春は訪れないらしい。
こうしていつもとは違うスチームを愉しみ、
水風呂と外気浴をサッと済ませ、ドライへ行く。今日のドライは常に混んでいる。下段でじっくり蒸されるとしよう。
ドライではパスタのレシピを考えているとあっという間に時間は溶けた。
サシツを出れば別の先輩方に遭遇。皆さん、じょんのびがお好きで嬉しい限りです。
そんなこんなで約2時間。
帰り際、ぼう生誕祭のpopに目が行く。”サウナに行っチャイナ”とこちらを見ている。
何はともあれ、私とご一緒した先輩はかなりサウナにハマった模様。
次は源氏を案内しましょうか。
サウナの世界へようこそ。

⚫︎ドライサウナ:セット数不明
⚫︎スチームサウナ:セット数不明
18:15in。20:30out。

ましまひろしさんのサウナと天然温泉 じょんのび館のサ活写真
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