【離島小笠原父島唯一のサウナ施設】
当初は外来(日帰り)も受け入れていたものの、公衆浴場の許可が降りないためホテルナインボール宿泊者専用(かつ無償)となった経緯あり。さらに水着着用でも混浴不可のためわざわざ男女別のバレルサウナを設置(家族貸切での混浴も不可らしい)。このあたりは各自治体の法解釈(混浴の定義やボーダーライン)について、今後より柔軟かつ実情に合ったものになることを切に希望する。
【サウナエリア】
バレルサウナや陶器の湯船以外、オーナーほぼ全て手作りの施設。サウナの周辺にテーブルやチェア、常温水風呂×1、ぬるま湯(上から湯が滴る)×2)、サマーベッド、奥(上部)に通り抜けられる洞窟、上部にはととのいエリア(水風呂、ブランコ、サマーベッド)などがある。とにかく独特で手作り感満載!! エリアは宿泊施設から丸見えのため(道路からも一部見える)ある意味開放的。宿泊している部屋から水着でサウナエリアで出てくるのだが気にする人は少し恥ずかしいかも。
【サウナ】
サウナは薪ストーブでセルフロウリュも可能。水を一気にかけ過ぎる迷惑な客がいて突沸してストーブ周辺が汚れてセルフロウリュには消極的だったが今後は対策として小さい柄杓のようなものを用意するとのこと。座面も低い方と高い方があり体感温度によって移動でき嬉しい。煙突に水タンクがあるためある程度熱せられた水をストーンに掛けられるため室温が下がりにくく高温も楽しめるし、小窓の開け閉めで熱くなりすぎないように調整も自由自在。薪はセルフで追加で焚(く)べることも可(施設に事前相談の上)。
【改造】
滞在中に改造についてオーナーとサウナ談義させて頂いた。滞在中にもサウナの改造が進み、父島で採取できる「月桃」の葉をサウナストーブで沸かしてお茶にして飲めるようになった(試験中)。月桃茶は香りも良く身体にも大変良さそうだが、サウナ内ではさすがに熱かったため休憩エリアに氷で冷やしたお茶タンクを用意して飲めるようにしてはどうかと提案。小笠原(父島&母島)では、島塩、島レモン、島ハチミツなどが採れるためそれらを組み合わせたドリンクも提案。
【その他】
小笠原の土産物の代表である島塩、薬膳島辣油、フルーツ等を生産販売している。宿泊施設は自炊型のマンスリーアパート形式で工事関係者の滞在利用が多い。サウナはまだ認知度が低かったり運用方法もまだ試験的なため今後運用日や時間拡大を検討中とのこと。
※オーナーより撮影およびSNS掲載許可を頂いております。
参考→https://www.ogasawara-ichiba.com/page/14
男
- 85℃
女
- 85℃
小笠原にはサウナは無いと思っていたのに、
通りを歩いていてサウナの文字を発見。
電話してみたら今日は空いてますよ、との事で料金等確認して予約。
半月前くらいにオープンしたばかりで
ホームページ等の準備が出来ていないとの事。
流行りに乗って気休め程度のサウナかと思いきや、
本格的な薪ストーブのバレルサウナが男女別で2つもある。
両方とも同じサイズだがストーブが違うせいか、
女性サウナの方が少し熱く感じたが、
薪の量やサウナ室内の窓の開閉で温度調整は可能。
砂時計はあるが温度計無し。
座面は向かい合わせで高めと低めになっていて、1人用サウナマットが4枚敷いてある。
女性サウナ室のストーンの上には水を入れられるストーンのようなものが乗っているせいか、
湿度も程よく、薪の良い香りでかなり汗が出る。
ただ、残念なのが水風呂が水道水をホースでチョロチョロと出しているだけなのでぬる過ぎる。
なので露天風呂脇の水道から水を出してかけ水をする方が気持ち良い。
裏山に広がる亜熱帯の木々を眺め、鳥の鳴き声を聞きながらととのう。
ただし、蚊に刺されるので蚊取り線香が欲しい。
この時期はまだ夜風が気持ち良いが、この先暑くなると扇風機なども欲しいかも。
女
- 90℃