絶景の海辺バーニャでリゾート気分!極寒の海と、スノーダイブ体験、ショートトリップに最適!

絶景の海辺バーニャでリゾート気分!極寒の海と、スノーダイブ体験、ショートトリップに最適!

ズドラーストヴィーチェ!
極寒の海辺からお届けしてますSauna Camp.です!寒い!

ウラジオストクの海は、真冬になると凍るそうです。訪問したのは12月初旬、ガイドさんによると「あと2週間でカチコチ!」とのことでした。凍った海をコースにした「アイスラン」なんてマラソンイベントも開催されるようです。うーん、エクストリーム!

さて、ウラジオストクのバーニャをめぐるレポート第5回目、今回で連載は一区切りになります。最後にご紹介するのは、ウラジオストク中心街からほど近い人気バーニャ「モーリェ」。キンキンに冷えた海でクールダウンできるこの施設、大人気でした!市街地から近く24時間営業なので、短期滞在で1か所だけ寄るならベストな施設ですよ!

海を一望できる最高のロケーション

5-02

ウラジオストクという海辺の街で、最高峰のロケーションを誇るバーニャ「モーリェ」。目の前は一面海!中心街から車で15分ほどとアクセスも良好なため、早めに予約しないと入れないほどの人気ぶりです。夏場はBBQパーティでもにぎわうとのことでした。ちなみに「モーリェ」は海という意味。

5-03

見渡す限りの水平線。空、海、雪の境目があいまいで、まさに白銀の世界。このロケーションにバーニャがあるってだけで素晴らしい…!

施設はピカピカで清潔感満点!

5-04

「モーリェ」には大小2つのバーニャがあります。今回は8人まで利用できる大きい棟を利用。広々としたリビングは快適で、注文すれば食事やお茶も運んできてくれます。

5-06

サウナ室はご覧の雰囲気!天井付近の換気用の小窓から、外の雪景色が見えます。薪は外からスタッフさんがくべる方式。ここから0℃の海まで駆ける自分をイメージするとニヤニヤがとまらない!

しっかり身体をあたためて白銀の世界へ…

5-07

さっそくバーニャへ入室。これまでのバーニャに比べるとストーブのサイズがやや小さく、煙突付近にサウナストーンが入っていないものの、充分な熱量を感じられます。ロウリュで体感温度を高めながら、身体の芯までじっくり温めます。

そして……

5-08

ふかふかの雪ーーー!!!

5-09

きもちぃいいーー!!と思ったのもつかの間!やっぱちょっと痛い…?いや、痛い痛い!これ思ったより痛いですね!!最初の瞬間は表面がジュッて冷える感覚で気持ち良いですが、すぐ痛い。雪だけで芯まで冷やすより、一瞬転がって外気で冷やす方が良いですね。でもスノーダイブは最高に気分がいい!

ウィスキングから0℃の海へダイブ!

5-10

「モーリェ」にもウィスキングサービスがあったので頼んでみました。しかしここで思わぬ展開に…。当然と言えば当然なのですが、施術者によって技術やスタイルに差がめちゃめちゃあります。

今回担当してくれたパリーシュク(ウィスキングサービスをしてくれる人)は、超ドSスタイル…!!熱したヴェーニクをバシンッバシンッバシンッバシンッバシンッバシンッと鬼のように叩きつける叩きつける!!!「痛い」と「痛気持ちいい」でいうと、「痛い」寄りの施術スタイルでした。そして彼のドSサービスは外でも…。

5-11

「オラオラ走れ走れェーー!!」と言いながら雪をめちゃぶつけしてくるパリーシュク!!怖い!怖いよパリーシュク!!

5-12

「行け行けェーー!!」走っても走っても雪のターミネーターのドSサービスは止まらないっっ!!逃げろーーーー!!

5-13

「よし、いったん止まれ」「あ、はい」
なんか止められて、念入りに雪をぶつけられる。丁寧なドS。

そしてようやく海へ…。

5-14

緊張の瞬間…

5-15-1024x683

ハ、ハラショーーーーー!!!最高に気持ちいいーーー!!!あまりの冷たさに10秒程しか入っていることはできないが、壮観な眺めにうっとりした気持ちになりました。

隣の小さいバーニャ棟からも、全身から湯気をあげた現地の人々がひっきりなしに海へ入って行きました。彼らは10秒どころか1分近くも極寒の海に浸かって「一回あがってもう一度入るのが気持ちいいんだぞ!」と本当に2回入ってました。うーむすごい、ちょっとマネできない…。現地のバーニャ好きには最後まで敬意を払いっぱなしだった。

いやーしかし、前回体験したウィスキングとは随分違ったな。「ダーチャ」で受けたウィスキングがあまりにも丁寧かつ心地よくて素晴らしかったので、今回は楽しいけどちょっと好みと違うかなという印象。時間も短く、もう少し身体を温めたかった。こちらのパリーシュクは清掃や薪くべ、受付など兼務だったので仕方ないかもしれません。個人的には、初めて受けるならプロのパリーシュクにお願いするのがオススメです!

「モーリェ」は中心街からも近く、24時間営業なので短期滞在の方にもオススメ。ただし人気があるので、予約必須。ネット予約も受け付けているので、状況を確認しておきましょう。実際タクシーで乗り付けて入れずに帰っていく旅行者がたくさんいました。本当にまた来たいバーニャです!

ウラジオストクバーニャ旅まとめ

5-16

5回に渡りお届けしてきたウラジオストクバーニャ旅、いかがだったでしょうか?今回の旅は金曜の昼に出発して、月曜の早朝に帰国しました。土日と1.5日の有給で、ここまでバーニャを満喫できるのは本当に素晴らしい!さすがに月曜昼からの仕事はフニャフニャでしたが…。

▼これまでの記事
日本から3時間のバーニャ天国! ウラジオストク「オルガさんのバーニャ」で、 凍った水風呂にダイブするまでの記録!
ロシアのパブリックバーニャを体験! 超巨大ストーブの鎮座する「レスアナ ポリアナ」でバーニャの作法を学んできた 蒸気とヴェーニクの施術「ウィスキング」を体験!神秘的とすら思える10分間…プロの技術が凄まじかった ウラジオストク珍スポット「古城サウナ」! ガヴァニホテルの地下に広がる超豪華空間! パリピ系サウナー必見の謎スポットを徹底紹介

【おまけ1】スーパーのバーニャグッズ

5-17

大型スーパーの一画に、バーニャグッズ売り場がありました。ハットや乾燥ヴェーニク、温度計などがズラリと並んでいます。日用品に近いためか、高級品やおみやげ用などはあまりみかけませんでした。

5-18

あくまで生活に根差したグッズが売っているという印象ですね。個人的には右のセクハラ温度計は遊び心あってよかったです。買ってないけど。

【おまけ2】ウラジオストク「姉妹ガイド」紹介

5-19

今回の旅を全面的にバックアップしてくれた「姉妹ガイド」妹のアリョウナさん。日本語ペラペラの上に漢字も使いこなすって凄すぎ!天真爛漫でパワフル、旅のムードメーカーでした。おかげで本当に楽しい旅ができた。感謝ー!

5-20

「姉妹ガイド」お姉さんのスウェータさんはドライバーを担当。クールビューティなのですが、めちゃめちゃ感情表現が豊か。気分がアガると踊り出すかわいい一面も。日本語は話せないけど、コミュニケーションで困ることがないという不思議な力を持っています。いいコンビです!ウラジオストクでガイドさんが必要な場合は、依頼してみてはいかがでしょうか。


記事の感想をいただけると
次回の記事の励みになります!

この記事が気に入ったら感想と一緒に
トントゥをおくってみませんか?

トントゥをおくる

トントゥとは?

サウナイキタイのこと

こんなこともやってるよ

トントゥ抽選会
トントゥ抽選会
サウナ楽しむ検索
水曜サ活
のんあるサ飯
のんあるサ飯