ウラジオストク珍スポット「古城サウナ」! ガヴァニホテルの地下に広がる超豪華空間! パリピ系サウナー必見の謎スポットを徹底紹介
こんにちは!サウナ界きってのパリピ、Sauna Camp.です!ウェイヨー!!
ごめんなさい、うそです。言ってて悲しくなる。えるしっているか、男子校を出るとパリピにはなれない…。
さて、ウラジオストクのバーニャをめぐるレポート第4回目は、ウラジオストクの珍スポット!? ホテルガヴァニのサウナをご紹介。後述しますが、ここはバーニャじゃなくてサウナです。たぶん絶望的に少数であろう、パリピ系サウナーのみなさん、必見です!
まるで中世の古城「The Maltese Castle sauna club」
ウラジオストク中心街から車で5分に位置する、ホテルガヴァニ。このホテルにはサウナが併設されており、時間単位で貸切利用できます。古城をイメージしたというサウナは、入口から超あやしい雰囲気! はたしてどんな亜空間が広がっているのか…。
うぉおお広い!!無駄にめちゃめちゃ広い!!なんだここ…ギャングのアジトか…。ガヴァニは一見ふつうのホテルなのに、地下だけ別世界…部屋のなかに橋がかかってる…。10人以上でパーティしても全然余裕ですね。
今回はここを3人で貸切利用。ウルトラもてあます!誰か来てーー!!ウラジオストクのパリピたちは、きっとこのプールバー&サウナでブチあがるんだろうなぁ。ダンスミュージックとかガンガンにかけて、サウナで恋が始まったりするんだろうなぁ。文化の壁…というかパリピと非パリピの差を、こんな異国で思い知らされるとはなぁ。
気を取り直して、広すぎる室内を散策。橋をわたると、サウナ室への扉と水風呂プールが出現。インスタグラマーだったらこの光る水風呂で3時間くらい写真撮ってる気がする…。謎の世界観に早くも酔う。
サウナ室内はこんな雰囲気。おぉ…ここは正統派だ…。ストーブは電気式で、入室時は湿度がなくカラカラ。室温は85℃くらいです。ロウリュ用具がありませんでしたが、受付に頼んだら持ってきてくれました。
ここにもサウナハットが常備。ウラジオストクはバーニャでもサウナでも、必ずといっていいほどサウナハットが置いてありますね。
バーカウンターには調理器具やグラスなどが揃っています。パーティ向きですね。食事やお酒を買い込んでくると楽しそう。半裸のヴァルキリーっぽい絵がカッコイイ。
深さ1.8m!水風呂プールの謎!
パーリーな雰囲気に圧倒されつつ、サウナへ入室。初めはカラカラを楽しみ、途中でロウリュを。湿度で体感温度があがると、なかなかいいセッティングに。電気式ストーブで薪焚きほどのパワーはないものの、充分な熱さ。うーん、気持ちいい…。天井の低さも好ましく、サウナ室は好きなタイプ。貸切って無駄なストレスが一切かからなくていいなぁ。
そして水風呂プールへ。うぉおお…めっちゃ深い!足が全然つかない!たぶん1.8mくらいある…。立ち泳ぎするか、どこかにつかまってないと溺れる。水風呂は深いほどいい!みたいな意見もあるけど、モノには限度があるな…。でも思いっきり潜水できるのは楽しい!!
そして、深さとは別の衝撃が。水温、まさかの体感23℃…。超ぬるい!!なぜ!?外気温マイナス15℃なのに!?ほんとにただのプールだ…どういうこと??うーむ、ウラジオサウナは複雑怪奇なり…。
「サウナ」と「バーニャ」はまったく別モノ?
水風呂のぬるさにちょっと肩透かしくらったものの、まぁそこは異国。充分にアツいサウナ室と、日本にはまず無いであろう1.8mの水風呂プールで遊べただけでご機嫌でした。休憩中、みんなで飲み食いしつつ、話題は「サウナとバーニャの違い」に…。
・温度と湿度
一般的には、温度と湿度の違いが挙げられています。バーニャは中温で高湿度、サウナは高温で低湿度というもの。しかし、ウラジオストクのバーニャは貸切が多く、ロウリュで調整しているため正直ハッキリとはわからず…。
・ストーブの種類
ロシアのバーニャといえば、かまどのようなストーブ(ペチカ)が有名。モスクワのサンドゥヌイの写真なんかみるとわかりやすいと思います。このタイプのストーブ、訪問した5カ所のバーニャにはありませんでした。いずれもサウナストーンが露出しているタイプのストーブでした。ロシアは東西で10時間も時差がある巨大な国なので、地域によって文化が違うのかもしれません。
ちなみに前回紹介した公衆バーニャの「レスアナポリアナ」では、薪焚きストーブの部屋にバーニャ、電気式ストーブの部屋にサウナと記述してありました。ウラジオストクではストーブの加熱方式で区分しているのかもしれませんね。いずれも現地で正確な話が聞けなかったので憶測で申し訳ないのですが…。もし詳しい方いたら教えてください!
「サウナ大好き!」はウラジオストクでは誤解される!?
上述の違いよりも重要なのは、意味合いの違いです。ウラジオストクで「サウナ」と明記しているところは、ラブホテルやコールガールを呼ぶところだったりします。ホテルサウナにもベッドありました。いわゆる日本の「サウナ」とはギャップがあるので要注意!ウラジオストクで「サウナ大好き!」というと、女性に怪訝な顔をされること必至なので注意しましょう!ガヴァニホテルのすぐ近くにもサウナ(CAYHA)がありましたが、近づいてみると…。
ご覧の雰囲気。むちゃくちゃ恐い…とてもじゃないけど入れない。ここは完全にそういうところなんでしょうね…。ウラジオストクの「サウナ」が温冷浴メインの施設じゃないとなると、水風呂のヌルさや謎の雰囲気づくりも納得です…。結論!サウナーは「サウナ」ではなく「バーニャ」に行きましょう!!
サウナの楽しみ方は色々!バカ騒ぎも文化!
突然ですがここでロシアで人気の音楽ユニット、MMDANCEの『バーニャ』をご紹介します!これ最高なんで、ぜひPV見てください!超パリピのノリでチャラくて「バーニャ最高!!」しか言ってないバーニャ讃歌なんですが、あまりにバカバカしくてヘビーローテーションしてます。女の子がかわいくて男がいかつい!!
ウラジオストクにおける「サウナ」って、このPVみたいなノリなのかもしれません。友人や家族でパーティしたり、恋人と訪れたり、男だけで集まってワルさしたり…そういうのも含めて「サウナ」という文化なのかもしれませんね、貸切なら自由だし!ぼくは「バーニャ」が好きですけど!!
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記事を書いた人
「キャンパーをサウナに、サウナーをフィールドに」がテーマ。テントサウナが楽しすぎるので勝手に布教しています。みんなアウトドアでサウナしよう!