至高のメディテーションサウナと天然水の滝! 熊本「湯らっくす」が贅沢すぎてズルい!
サウナイキタイをご覧のみなさま初めまして、
サウナ大好き!Sauna Camp.と申します。
テントサウナのWEBサイトを運営しています。
ご縁あってサウナレポートを書かせていただく事になりました。
サウナ経験値や知識は諸先輩方に遠く及びませんが、
初心者目線でレポートできればと思っております。
さて初回は、2017年注目度ナンバーワンのサウナ、熊本「湯らっくす」。
明確なコンセプト、デザイン性に富んだ内装、100%天然水の水風呂…。
贅沢すぎる話題のサウナ施設、その魅力に迫ります!
2017年7月リニューアル!
彗星のごとく現れた新世代サウナ
2017年7月にリニューアルオープンした熊本「湯らっくす」。
JR熊本駅から車で5分の場所に位置するこの施設に、
「メディテーションサウナ」なるサウナができると、
オープン前からサウナーの注目を集めていました。
デザインコンシャスな館内に興奮!
館内に一歩足を踏み入れると、高級スパの雰囲気に胸が躍る。
ルイス・ポールセンのPH Artichokeに迎えられるサウナって…!
北欧のデザイン照明好きならずとも、自然と期待が膨らみます。
まずは館内をチェック
館内はさすがリニューアル直後とあってピカピカ。
リクライニング室にソファベッド型が…!
これは惰眠をむさぼるには最高ですね。
アフターサウナを想像しただけで気分が良くなります。
もちろん男女別になっているので、女性の方も安心。
奥のドミトリースペースには電源とペンライトも完備されており、
宿泊でも極めて快適に過ごすことができます。
こちらは食堂…というか、もはやリゾートホテルのカフェ!
「湯らっくす」の館内照明は、全体的に暗めに設定されています。
個人的にはちょっと暗めの方がリラックスできるので好印象です。
正直この時点で「湯らっくす」に感謝の気持ちすら湧いていました。
「メディテーションサウナ」を体験
「湯らっくす」には3つのサウナがあります。
セルフロウリュのできる「メディテーションサウナ」、
アウフグースの実施される「アウフグースサウナ」、
そして温泉の蒸気と湯気で暖まる「備長炭蒸し風呂」です。
はやる気持ちを抑えつつ、浴室へ。
慣れない土地ゆえ、敬意をもって厳かな気持ちで入室。
いきおい耳に飛び込んでくる水の音…。
滝!うぉおお滝だ!!天然水の滝だ!!
親方~~空から天然水が~~!!
興奮して心が乱れてしまい申し訳ありません。
本題のメディテーションサウナへ入室。
メディテーションサウナに入ると、
新しい木の香りとほのかなヴィヒタの香りが鼻を撫でます。
温度は85℃くらいで激アツではありませんが、
そこはセルフロウリュ天国、湿度で体感温度を調整可能です。
室内には浮遊感のある音楽が流れており、
自然とおだやかな心もちになります。
アンビエント音楽好きにはたまりません。
ブライアン・イーノもこのサウナが好きに違いない。
空間が広すぎず、天井も低いので、
たしかに自分と向き合うのに最適ですね。
コンセプトが明確で素晴らしいサウナ室!
夜は間接照明のなかで、朝は陽光が差し込むなかで、
じっくりとサウナを楽しむことができます。
ちなみに浴室内にはたくさんのヴィヒタが配置されています。
メディテーションサウナ内のバゲットにも浸してあって、
ウィスキングしたり水風呂に浮かべてもOKとのこと。太っ腹かよ。
ラドルやストーブも注目
メディテーションサウナに置いてあるラドル、最高でした。
右半分ですくって左半分でシャワーのようにロウリュできるという構造です。
これは普通に欲しい…プロダクトとしてカッコイイ。
そして、ここのストーブ、日本に1台しかないようです。
なんでもHarvia社のmoduloという半受注生産品を、
フィンランドから取り寄せているとか…こだわりすごすぎです。
※メディテーションサウナは男性のみです
熊本の天然水かけながし、最高の水風呂へ…
そして天然水かけながしの水風呂へ。
入った瞬間、柔らかな肌当たりに笑みがこぼれます。
なんという気持ち良い水風呂なんだ…。
水温は15℃でしっかり冷えており、なにより深い…!
胸まである深さでしっかりと身体を冷やせます。
ここはもう満足しない人いないのでは。
訪問して初めて知ったのですが、
熊本市内の水道水は100%地下天然水らしい。
水風呂もすぐに入れ替わるので「かけ湯かけ水すれば潜ってOK」という、
嬉しすぎる記載がしてあります。これは稀有だなぁ…。
アウフグースサウナはストーブ2台体制
アウフグースサウナは、約90℃の高温サウナ。
遠赤外線ストーブのほかに、
やや小型のHARVIA製のロウリュ用ストーブが配置されています。
「湯らっくす」のアウフグースは12:00~25:00までの間、
1時間おきに毎日実施…ってなにそれ嬉しすぎる!
男性のアウフグースはタオルスタイル、かなりパワフルで大発汗。
アウフグースは女性でも実施。
メディテーションサウナを楽しみ、
合間にアウフグースを満喫できる…。
「湯らっくす」楽園すぎやしないですか…。
備長炭蒸し風呂
備長炭蒸し風呂はこんな雰囲気。
座面や床下から蒸気があがってくる、地獄蒸しスタイル。
自由に使える塩が常備されています。
ホスピタリティあふれるサービスの数々
「湯らっくす」のホスピタリティは浴場外にも。
脱衣場で身体を拭いていると、アロマの冷やしタオル。
キリッと冷えていて心地が良い。どこまでもてなすんだ。
すぐ横に貼ってあった、アンケートとその回答。
お客さんの意見を聞いてくれる姿勢、
かつ施設のコンセプトを理解してもらう姿勢…。
東京在住を悔いはじめるのがこの辺です。
ドライヤーがダイソンだった。
もう完璧すぎて心が無に近づき始める。
館内PC利用無料サービスのサウナは多々あれど、
MACが置いてあるともはや異次元に感じる。
スタイリッシュすぎて逆に欠点さがしたくなるレベル。
高級スパの様相を呈しながら、漫画が大充実なのも嬉しい。
まるでお嬢様なのに一緒にペヤング食べてくれる女の子…結婚してくれ…。
サンタフェもある。読むに決まってる。
洋書のサウナ本もズラリと並んでいて飽きない。
ぐっすり眠ってこの朝食が税込550円!
「いま愛車ぶつけられたくらいじゃ怒らないかも」とか考えるくらい、
心の穏やかさが暴走をはじめる。
サウナ×ヨガなど、コンテンツ豊富
「湯らっくす」はヨガスタジオも併設されており、
プログラムのひとつに「ヨギック・サウナ」も!
こちらはタイミングが合わなかったので、体験レポお待ちしてます。
施設側にヨガや瞑想の造詣があるからこそ、
あのメディテーションサウナが生まれたんだと思います。
そしていちいちポスターデザインがかわいい。
まとめ
「湯らっくす」は漫画「課長島耕作」を意識した施設とのこと。
島耕作が有給使って癒されに訪れるような施設を目指していると。
筆者は島耕作よりかなりスペックもポテンシャルも低い、
ただのハッピーサウナ野郎ではあるが、
施設を少し名残り惜しそうに後にするときの顔は、
きっと彼と同じ哀愁と活力が混ざった顔だったと思う。
とにかくいいサウナだった。
これが都内にあったら確実に毎週来ている…。
ホームページもかなり充実しているので、ぜひチェックしてください!
※施設にご協力いただき、HP画像や広報画像の引用許可をいただきました。
「湯らっくす」さんありがとうございます。また行きます。
写真:Sauna Camp.、湯らっくす提供
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記事を書いた人
「キャンパーをサウナに、サウナーをフィールドに」がテーマ。テントサウナが楽しすぎるので勝手に布教しています。みんなアウトドアでサウナしよう!