オアシスサウナ アスティル
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
数か月ぶり。開店時刻が12:00はと知らずだいぶ早めに到着。
6,7名の待ち客に従業員が横整列・対面し、12:00ジャストでいらっしゃいませ
のコール。接客業の鑑。
13:00の井上さん熱波。整理券がないので20分ぐらい前からサ室前に陣取り状態。
開場とともに列など知らぬとばかりに皆でなだれ込む。このどう猛さがいい。
席さえ確保したらあとは紳士だ。
井上さんは入室してすぐ、一人一人の顔やしぐさからそれぞれの心身のコンディションを言い当てるのがすごい。
いじるように見せかけてケアする傍ら、サウナ空間がじわじわと醸成されていく。
あわただしく出入りする客たちさえ、対流の生成に寄与している。
私的になんといってもほれぼれしたのは、2回目のロウリュウでスタッフさんに
「もう、1スクープ」「かしこまりました」ラドルでじゅわっ、のくだり。
"One more scoop", "Yes,sir"ですよ?格好いい。
のちに私のツイートにリプして頂いた師のお言葉によると、これが「追いロウリュ」。そしてこういうロウリュができるのはアスティルだけだと。
確かに3週間前にスパイアスで受けたロウリュとは全く違う。それぞれのサ室にそれぞれのサウナがある。
素晴らしかった。
水風呂→クールダウンしてミストサウナへ。ここのミストサウナはいい。
円形空間で、タイル張りのシートは身体を思い切り伸ばし寝そべることができる。
濃霧に浮かぶ4点の照明、遠方から聞こえる歯医者の待合室みたいなピロピロ音楽(だが、それがいい)。ロウリュの深いリラックス感がずっと持続する。
自分が死ぬときはこのミストサウナで穏やかにこと切れたい、とか考えてしまった。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら