つむぐ

2020.03.13

1回目の訪問

日中時間が取れて、この際遠くまで行ってみようかと思ったけどしっくりくるところがない。あっ!近めなのに平日夜も土日も混んでそうで、しかも終わる時間が早いから仕事の後行けない、そして何より駅からバスと行きにくいあの銭湯サウナの名店、ゆ家和ごころ吉の湯さんだ!

と高円寺に向かい、バスに乗り10分、バスのアナウンスで「ゆ家和ごころ吉の湯はこちらです」と流れる松ノ木住宅バス停から徒歩3分。団地もある住宅街の中に溶け込む建物。券売機。受付のお姉さんが丁寧に説明してくださりパウチのシャンプー類もいただく。サ道で見た景色にうふふってなる。

脱衣所も浴場もコンパクト。真ん中に湯船。ゆっくり入れる温度。結構芯のある水質でジェットの作る水流の中しっかり包まれる感じ。電気風呂は穏やかめ。そして露天へ。空が広がる立派な露天。静かだなぁ。あれ?黒湯じゃない。あ、曜日によるのか。調べてなかったのが悪いけどちょっとへこむ。せっかくだし壺湯に。結構熱い。

#サウナ
サウナは結構人がいる。コンフォートサウナ。90度。きつさやしんどさなくゆっくり長く入れる。TVの相撲が無観客試合なのもあり不思議な空気。

タオルを敷かない人がいるたびに声をかける声の大きな常連さんがいて話がやかましい。出て水風呂に行くたびに二十回くらい水をかき出す。うるさい。もったいない。この人とはあんまり一緒になりたくない。

#水風呂
露天の水風呂。バイブラぼこぼこでスキッとした澄んだ冷たさ。たまらない。水温計は18度だったけど体感しっかり冷たい。露天の水風呂って目鼻口からも冷たい。大好きだ。

#休憩スペース
偶然さんの椅子が四つも!早速座ってみたら、すごい。あっという間にぐわんぐわんふわふわとしてきた。風がいい。とってもいい外気浴。でもなんだろう。初めての感覚。静かという言葉だと足りない。駅から遠いからか街の喧騒から遮断された感じでもありつつ、特別なものではない。都会でも田舎でも旅先でもない、誰しもの記憶や生活の中にある埋もれていたものが研ぎ澄まされて浮かび上がるような。セットをこなすたびに外が暗くなって味わいが変わっていくのもまたよかった。杉並の住宅街でととのう。

まっさら静かになった心で高濃度炭酸泉に浸かりつづけリラックスしていると、先に入ってたおじさんがよっぽど気持ちいいのかずっと大声でうなってる。んあぁぁ。んごぉぉ。きもちいぃぃ。で、別のおじいちゃんは大声で体操を始めて、全裸で足を思い切り上げながらカウント。どきどき数が増えない。1、2、3、2、2。この空気の中響き渡る二人の声。ふふ。にやけが止まらない。

まだ心はあの住宅街に置きっぱなしだ。

つむぐさんのゆ家 和ごころ 吉の湯のサ活写真
つむぐさんのゆ家 和ごころ 吉の湯のサ活写真
つむぐさんのゆ家 和ごころ 吉の湯のサ活写真

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 17℃
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