【閉店】カプセルホテル・サウナみづほ
カプセルホテル - 東京都 大田区
カプセルホテル - 東京都 大田区
ほげー。もう、言葉にならない。ぐわんぐわん。
もう夜遅い。時間はあまりない。家からは明らかに遠ざかる。でも向かった。ずっとここを知らずにいることで何かが欠けているような、そんな感覚があったから。憧れというか、畏敬の念というか。大森、みづほ。
蒲田と大井町は小さい頃から縁があったけど、間の大森はあまり知らなかった。みづほに向かう道から感じられるディープにレガシーな店の並び。路地を曲がりほんのりいかがわしさが香るエリアに案外綺麗めな建物。フロントの方々もよれよれしてない。失礼ながら、もっとくたびれた建物に人に、なイメージだったけど違った。
館内着とタオルのセットを取り5階へ。階段を少し上がるとある脱衣所も綺麗。でもその奥の浴場に入るとテンションが上がる。
哀愁すら漂う本物の昭和レトロの神殿と泉。黙々と体を洗い風呂に入る年配の方々の背中に大森を感じる。
泉はトロン風呂。42度。静かで動きもなく、入らなければ本当に泉。あごまで浸かる深さ。アスカでもあったトロン。トローンとしながらトロンってなんなんだろ。とか思い、ふにゃふにゃしながら開くサウナの扉。
#サウナ
入るや否や、おぉおぉ、熱い!100度。そしてこれまでの経験史上でもっとも芳ばしい!香り渋い!使い倒されてきた歳月が、壁の木材の焦げにもサウナストーブまわりのサビにも深く染みこんだ超昭和ストロングサウナ。あっつい。入って一分で汗だく。このパワーはすごい。BGMは有線かずっと音楽流れてて、入るとSMAP(世界に一つだけの花)。ユニコーン。絢香。
そしてもう一つが63度のトロンサウナ。ぬるいかなぁと思ったけど、なんだか安心する。寝転がってぼーっとできたらいいなと思いながら、トロンサウナとトロン風呂の説明を読む。けどやっぱりよくわからない。高温サウナよりBGM音量大きい。
#水風呂
おぉ、これだ。冷たっっ!!キンキン通り越してギンギンだ。奥の水温計にたどり着くと12度。さらにごおおっとジェットに激流で久々の痺れる冷たさ。かるまるのサンダートルネードはみづほの孫か弟子なんだな。年配の方々はみんな熱々高温サウナから直行で掛水せず静かにそのまま入る。嫌だなとかいう以前に冷たさに体慣らさず入れるのがすごい。ていうかもうぐらんぐらんのガンギマリでなんでもいい。
#休憩スペース
カランのとこしかない。でももはやぐらんぐらんのガンギマリでなんでもいい。泉の美しい水面と侘しさ感じる昭和の神殿のノスタルジー。
時間があれば、もう一セットしたかったけど、してたらたぶん帰れてない。
サ飯はふらふらしながら吸い込まれたCoCo壱。美味すぎる。
男
自分もみづほファンです。水風呂、昭和感を含め大事に保存したいサウナです。でもサ室が狭いので人気が出てしまったら即大混雑でしょうねー。
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