あんみつ蕎麦

2023.11.09

1回目の訪問

個室サウナ界の風雲児 サウナイン中山の秘密に迫る

個室サウナというというものがある。

エントリーコースで3000円前後から、最上位プランのVIPルームがある…といった、どちらかというと高級路線に走っているのが個室サウナ界のトレンドだと思っていた所に、1000円という低価格路線個室サウナという新ジャンルが爆誕した。

いかんせん事前情報が乏しく、公式Xでオープン前日も当日も何も案内がないという徹底ぶり。安さの秘密はどこなのか、満足出来るのか、これはもうオープン当日に行ってみるしかない、と初来訪を決意。

とはいえ、事前情報だけでもある程度の安さの秘密は見えてくる。まずはそちらをまとめた。

・水風呂と整いスペースは共用
・室内着無し
・支払いはPayPay or LINE Payのみ(レジ周りのコストと手数料削減)
・予約システム無し(システム利用料、運用管理費削減)

最後の「予約システム無し」だが、コスト削減としては分かるが個室サウナとして成り立つのか?という疑問が残る。

実際に訪れるとこのカラクリはすぐにわかった。

結論から言うと、個室サウナにつきものであった「その時間帯は一人で一室を占有する」という仕組みを廃していた。

予約無しでサウナ数以上の人数を受け入れ、交代でサ室を利用する事で稼働率をあげる、というビジネスモデルのようだ。

靴箱の数から推測するとサ室のキャパの3倍程度の人数がMaxのようである。理論値の皮算用ではあるが、通常の個室サウナより時間あたり3倍集客できると考えると90分1室1000円×3の3000円となり、既存個室サウナの費用感に並んでくる。

ビジネスモデルはオーナーに任せるとして、1サウナーとしてこの価格と仕組みに価値を見出せるかが重要となるわけだが、先にも述べた通り「自分の好きなタイミングでサ室に入れる」という先入観を持って来訪してしまうと、この施設の実情とのミスマッチが生じてしまう。

厳密にはここは「個室サウナ」ではなく、「キャパが1人のサ室が9個あるサウナ」とイメージしてもらった方が実情に近い。そのイメージと価格で考えて価値を見出す施設だと考える。

じゃあ自分としてはどうなのかというと、サウナに必要なものを限界までストイックに削ぎ落とした施設として好感度が高い。前述の通り個室サウナ気分の時に使うものではないが、サクッとサウナだけ堪能したいと言う時には、1000円で個室にこもれる施設はもってこいである。

後編↓

https://sauna-ikitai.com/saunners/9668/posts/4740862

  • 水風呂温度 21℃
0
43

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!