宮下湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
「主役は水風呂と知れ!」
新書判のサ道の帯に書かれているフレーズ。
サウナーとなってからはその通りだと理解しているが、サウナを知らない人には信じてもらえないのだろうな。
「水風呂が主役って・・・サウナ関係ないじゃん!」
分かる。俺も昔はそうだったのさ。
でも、水風呂がちゃんとサウナの主役であることを実感したのが、今回の宮下湯さん。
そもそも、地元なのに巣鴨駅前に銭湯があること自体を知らなかった。
サウナ検索で地元の銭湯を調べていたら、近くに天然温泉のsakuraやニュー椿、サンフラワーなど強豪サウナがあるにもかかわらず、なぜか評価が高かったのが宮下湯さん。
外見は普通の銭湯だが、みんなのサ活には「水風呂が素晴らしい」と口を揃えて書いてある。
ということで、実際に宮下湯さんへ行ってきました。
#サウナ
104度
5名ぐらいのスペース。
日曜の夕方でもサウナ利用者はそこまで多くない。
テレビはないので、じっくり自分に向き合いながら汗をかく。
入り口には「サウナ利用者はサウナバンドと番台で受け取る青いタオルを持ってきて」」と書いてあるが、タオルを持って来ているのは自分だけ。
サ室内にもタオルをは敷いてあるが、バスタオルをサウナマット代わりにすると快適。
#水風呂
16度
噂に違わぬ素晴らしい水風呂。
ちゃんと主役を張っている。
温度が高いとか低いとか、そんなことは関係なしに身体を優しく包み込むような水風呂は初体験。
地下200メートルから汲み上げた井戸水をかけ流しで使っているのは伊達じゃない。
サウナ利用者はそれほどいないものの、普通の銭湯利用のおじさんが当たり前のように水風呂に入っていく光景は珍しい。
みんなこの水風呂が「他とは違う」ことを理解しているのでしょう。
#外気浴
露天スペースはないので、洗い場の壁にイスを持ってきてもたれかかる。
露天+ととのいイスが理想的だが、普通の銭湯にはそんなぜいたくは場所はなく、それでもこのやり方でだんだん慣れてきた。
水風呂といえばドラマ「サ道」でも静岡のしきじさん、熊本の湯らっくすさんなどが有名だけど、それはそれは素晴らしいのでしょうね。
サウナーとしての夢をいつか叶えよう。
でも、東京にもこんな水風呂が主役たらしめる銭湯があるのです。
それも地元にあるなんて、ありがたい。
今日も今日とて、宮下湯さんに感謝。
男
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