【閉店】京極湯
銭湯 - 京都府 京都市
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【京極湯】
ミステリートリップのBOSS(言ってみたかった)と共に、新規開拓の旅。1件目は来週末で閉業されるという京極湯へ。先日閉業してしまった錦湯に行けず、大変後悔したので、行くことができてよかった!
「西陣京極」と書かれた、車一台がやっと通れるほどのゲートのある通りの中に、現れるカラフルな看板。「Twitterで見てたやつ!!」となる。
番台で最後の回数券を使い中へ。エアコンが効いていてだいぶ涼しい。そして広い脱衣所。開放感がたまらない!
浴室内はシンプル。壁面と島タイプに配置されたカラン。閉店という言葉を意識すると、「ここで何人が汗を流してきたんだろう」とか考えてしまう。なんだか悲しくなる感じ。
お風呂はジェットバスと深湯、変わり湯と電気風呂。以前は打たせ湯もあったようだが、現在は停止していた。深湯には多数のひよこが浮いている。めちゃくちゃ久しぶりに見て、懐かしくなり、思わず遊んでしまう。ここでまた「こいつらはどこに行くんだろうな」とか。思わず長湯してして、のぼせる。湯加減も熱めでいい感じ。寝違えて首が左側に曲がらず、ここぞとばかりに電気風呂!!!!!電流は弱くはないが、しっかり響く。ここ一年と少しで圧倒的に電気風呂ファンになってしまった。
サウナはスチームタイプ。2~3人のキャパ。これがまたかなり熱い。上に溜まっている熱気をタオルで攪拌すると京都銭湯のスチームサウナの中でもトップクラスか?と思うほど。疲れた身体に沁みる。
水風呂は20度程の水温で、水風呂というよりは、どちらかというと「ぬる湯」と言った感じ。大津市の容輝湯のぶくぶく水風呂と同じ感覚。長く入れるが、身体が冷えると言った感じではない。「水風呂が冷たくなくたっていいじゃない」という何かのポスターを思い出す。まさにそれ。
入口に貼ってあった掲示(写真参照)には75年間もの間続いていたとのこと。「なくなってしまう」という理由で初めてきたのに、なんだか随分と感情移入してしまう。減っていく一方の京都銭湯、なくなってしまう前にできる限り訪問したい。次は鴨川湯が9月末で閉業してしまう。こちらも必ず訪問したい!
関西を離れる前に、「京都銭湯制覇の旅」でも敢行しようか、、、。
京極湯さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
男
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