デューク

2023.07.18

1回目の訪問

7/18火 黄金湯 横浜銭湯39/49
今日は保土ヶ谷上星川の黄金湯へ。上星川浴場と満天の湯の近さにも驚かされたがこの黄金湯も近い。のどかな街銭湯の中に突如満天の湯ができた際は黒船来航くらいの大きな出来事だったことだろう。

火曜の19時5分。奥の駐車場を物色するが1台も停まっていない。駐車場入口にあるモニターで奥まで行かないでも空きがあるか確認できる。なんて親切なんだろう。

入口には天然化石海水型温泉とある。なんと!天然温泉があるとは嬉しい。入口が男女に分かれているってことは番台型だな。女将さんにスタンプを頂く。残り10ともなるとスタンプラリーも終盤戦。どこの銭湯に行っても頑張ったねとお褒めの言葉を頂く。

脱衣所で服を脱ぎながらキョロキョロ。格天井のような古さはないが富嶽三十六景が飾ってある。風神雷神図屏風まである。トーハクに売っているやつか?と思ったがどうやら特別にこしらえてもらったようだ。国宝の俵屋宗達の風神雷神図屏風ではなく尾形光琳の重文の風神雷神図屏風の方。

浴室には富士山を望む城のタイル画がある。駿府城かなぁと観ていると端の方に尾形光琳の風神雷神図屏風のタイル画がある。女湯との境界には富嶽三十六景の額が8枚飾ってある。今日のテーマは確か遠方の風景だったか。ちょっとした博物館みたいだな。私の趣向と合致するのでじっくりと鑑賞する。レプリカだろうけど浴室内に飾っていると痛みも早いだろうな。

天然温泉は薄めのコーヒーのような黒湯。天然化石海水型と聞いてするけんの塩味温泉を思い浮かべたが塩味はない。温泉に入ってぼんやりしていると何やら音が聞こえる。振り向いて上を見るとタイル画の上には鬼滅の刃が上映されていた。何と!壁にプロジェクターでミニシアターを上映していたとは!

確かサウナは休止中だったよなと浴室内を見渡すと1人しか出入りできそうにない細長い扉があり、有料サウナと書いてある。なるほどこれか。

サウナ無しの銭湯の場合、いつも測ったように30分で出るのだが今日は富嶽三十六景と風神雷神図屏風を鑑賞したので40分。最後にサウナについて聞いてみたところ、直してサウナを復活させたいと思っていると頼もしい一言。
近くにある満天があまりにも巨大過ぎるのだが、ここ黄金湯はサウナが復活すればサウナ、温泉、駐車場の三拍子が揃う。水風呂はなかったかな?

脱衣所には昔よく通販でやっていたスキーみたいな歩行マシンがあった。懐かしい。オリジナルmokuまで売っているしロッカーの上にディスプレイされているミニカーなどの小物を観るのも楽しい。ミュージアム銭湯って言えばいいのか?新しいジャンルだな。

デュークさんの横浜温泉黄金湯のサ活写真
デュークさんの横浜温泉黄金湯のサ活写真
デュークさんの横浜温泉黄金湯のサ活写真
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