デューク

2023.06.08

1回目の訪問

6/8木 太平館 横浜銭湯14/49
今日関東地方も梅雨入りした。夜には雨が降り出すらしい。サウナ無しの銭湯の場合は30分、サウナ有りの銭湯だと1時間30分、さらに炭酸泉があると2時間になる。雨が降るのならサウナのない銭湯にしておくか。

案の定仕事が終わる頃には雨が降り出した。昨日日吉湯に行った際には土地勘が全くなかったがこの太平館は綱島街道付近にあるので私にもわかる。ユー鶴の前と綱島源泉湯けむりの庄の前を通って森永通り(末吉大通り)の突き当たり樽町交差点を左折して直ぐのところにある。

木曜の19時20分。小雨の中ナビの終わりを告げるアナウンスの後、この辺だよなと2周回ってみたが見当たらない。いや中の方に銭湯のらしき建物は見えるのだがどこから入るのか分からず3周目で入口を発見。

こ、これは・・・
デジャヴか?似たような雰囲気の銭湯に行ったことがある。川崎大田銭湯を巡っていた時のことだ。確か川崎貝塚の吉の湯だ。あそこもサウナがない昔ながらの番台型銭湯だ。少し奥まったところに入口があるところもそっくりだ。

子どもの頃、父親に連れられて銭湯に通っていた昭和50年代の雰囲気が残る懐かしい銭湯だ。下駄箱は新しくなっているが木札鍵を残している。番台の女将さんに回数券を渡しスタンプをいただく。脱衣所に入った瞬間、かなり強い加齢臭を感じる。ん?これ自分じゃないよなと自分をくんくんしてみるが体臭というものは自分では気付かないものだからわかるはずもない。

脱衣所には銭湯には定番のぶら下がり健康器がある。そして昔はどの銭湯にもあった縁側が見える。いい雰囲気だな。番台型銭湯には丸い籐の脱衣籠やコの字型の緑色の椅子が残っていることが多いがここ太平館には残っていない。

浴室内に入ると男湯と女湯にまたがって大きな富士山の絵が描かれている。昔ながらの銭湯がそのまま残っている。ただ床は新しく綺麗だし排水路も新しくステンレスになってようだ。ステンレスの排水路は掃除が大変だろうな。カランのお湯は47℃と熱い(温度測定)

子どもの頃の銭湯を思い出しながら体を清めて湯船に向かう。正面の富士山の前に横に広がっている浴槽の2/3が何と黒湯温泉だ。なるほど、サウナがない銭湯が生き残っていくにはこれしかないのかもしれないな。浴室には7人ほどの人がいたが全員私より年上のようだ。

立ちシャワーがないところも懐かしい。これも吉の湯と同じだ。昔を感じられる銭湯も随分と減ってきたが、川崎大田にはまだ番台型銭湯が10か所くらいある。

温泉があるこの銭湯も末長く続いて欲しい。
帰り道に川崎の吉の湯に寄ってみた。やっぱり似てるな。

デュークさんの太平館のサ活写真
デュークさんの太平館のサ活写真
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