桐の湯
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯 - 神奈川県 川崎市
銭湯巡礼川崎第18番 桐の湯(幸区)
カルストーサウナって何だ?帰りの電車の中で必死になって調べたが、どうやらカルストーンサウナと言う石造りのサウナらしい。
川崎駅から900m(15分)、尻手駅から300m(5分)ほどのところにある。市電通りを県道140号尻手黒川道路に向かって左折して国道1号までの間にあるマンションの1階にある。この道は私が喜楽里やこれまでの銭湯巡礼で何十回と通った道なのだが、まさか銭湯があったことに気付かなかったとは。平日木曜の19時過ぎに到着。駐車場はなく、自転車も歩道に邪魔にならないように斜めに停めている。
入口には確かにカルストーサウナと書いてある。入口にある自販機でスポドリを買うか迷ったが130円で購入して中に入る。サウナに入りますと伝えて回数券と100円を渡してスタンプラリーの冊子を差し出す。オレンジ色のバスタオルを渡されたので下駄箱の木札を渡すかどうか確認すると、下駄箱の木札は自己管理らしい。サ室の鍵はないようだ。100円でタオル付なら実質無料みたいなものだ。サウナ有料で下駄箱の木札を預からないのは珍しいなと思いながら脱衣所へ。おっと脱衣所に自販機があったか。
浴室に入ると結構混んでいる。6人か。7人目の私でカラン椅子は無くなった。正確にはあと1脚あったがそれは昭和時代の私が子供の頃の銭湯に良くあった緑色のコの字型の低い椅子だけだった。ケロリン洗面器は全部で13個で椅子は全部で8脚、と言う事は9人目からは直座りになり、14人目以降は洗面器もない。まぁ、昔は洗面器も持参したものだったな。
低温サウナなので熱めの温泉でしっかりと下茹で。温泉は泥水のような茶色で塩味なし。サ室の扉は幅50cm程で秘密基地の入口のよう。クローザーが付いていないのでしっかりと締めないといけない。サウナ利用者の証はタオル以外にないので腰タオルでサ室へ入る。
ん?暗いぞ。石造りのサ室内は脱衣所側の窓と上部がガラスになっているサ室扉から光が差し込むが薄暗くて秘密基地感が増す。脱衣所側の窓の所にある時計は止まっているのか?温度計は入った時は56℃、54℃に下がっていたので動いているようだ。かつて演歌が流れていたであろうスピーカーがある。低温製法でじっくり蒸される。
水風呂がないのは残念だが、立ちシャワーの25℃の水を30秒〜1分浴びて体をよく拭いて脱衣所のベンチで休憩。バスタオルを持って来て良かった。故障中だったがルームランナーの形をした振動型の運動機器がとても気になる。横にサ室内照明のスイッチを発見してon(出たらoff)。
終始貸切の不思議なサウナ体験だった。
公式サイトからサ室写真を引用
男
サウナとは違う、蒸し風呂というか、壁に寄りかかると岩盤浴というか。しかも1人しかいない秘密基地。普通のサウナと比べると物足りないと感じるので別の新しいものだと思って入ると不思議な気持ちになれます。それにしても、景色と一体化してるので車で通っても絶対気付かないですね。
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