花巻温泉 ホテル紅葉館
ホテル・旅館 - 岩手県 花巻市
ホテル・旅館 - 岩手県 花巻市
なごみの湯から車で20分ほど、次に訪れたのは「花巻温泉 ホテル紅葉館」。先程までいた花巻温泉郷からは出てしまったが、こちらも花巻温泉と呼ばれているようだ。すでに辺りは陽が落ち真っ暗。さらに雨が降りはじめ道路が見にくくなってきた。紅葉館の周囲にも旅館が立ち並び、少し入口を見つけるまでに迷ってしまった。
紅葉館は決して新しい施設ではないが、中はとても綺麗にされている。高い天井に広々としたロビー、岩手の伝統を表す絵もかなり風情があるように思えた。受付で入浴料を払い、お風呂のある地下1階へ。
浴室へと進むと、花巻温泉郷とは違いこちらには若者かファミリー層が多い印象。花巻温泉郷にはお爺さん世代が多かったが、こちらの方は少しカジュアルなのかもしれない。左手の壁沿いにカランが並び、目の前には湯船が広がる。こちらの温泉は無色透明でサラリとした肌触りだ。41℃に設定された温泉はとてと気持ちが良かった。
こちらの施設は温泉街にしてはサウナもしっかりしていて、メトスの箱型ストーブが設置されており、2段構成の座面がコの字型に広がっている。10人近く入れそうな広さだ。ストーブの裏には茶色い光沢感のあるタイルが貼られ、輻射熱も意識されているようだ。座面にはカーペットが張られ、その上にサウナマットが敷かれている。やはり座面にはサウナマットがなくては!
サウナ室を出てすぐ右手に水風呂が。蛇口から水が出しっぱなしになっているので、一定の水温を保つことができている。その後は休憩をしに露天エリアへ。こちらの露天がまた美しく、手入れされた樹木がライトアップされ、なんとも幻想的。さらに木製のキノコ型の屋根が露天風呂を覆うように立ち、秘境のような空間を作り出していた。露天風呂沿いに椅子が置かれていたので、露天風呂の光景を眺めながら休憩。露天エリアには他にも日替わりの釜風呂があり、この日はハチミツと生姜のお湯が用意されていた。
それなりに歴史を感じる施設ではあったが、それぞれにこだわりを感じることができ大満足!充実の日帰り入浴となった。
男
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