ひょうたん温泉
温浴施設 - 大分県 別府市
温浴施設 - 大分県 別府市
ひょうたん温泉
鉄輪むし湯を出た後、次に向かうは「ひょうたん温泉」。車で5分ほどの近さで、こちらも別府鉄輪で90年以上の歴史を持つ老舗温泉だ。名前のひょうたんの由来は、昭和2年に建てられたひょうたんの形をした「ひょうたん閣」。終戦間際に、空襲の目標になるという理由から、昭和20年に惜しくも解体されたという。現在は形を変えて、様々な方法で温泉を楽しむことができる。温泉に浸かるのはもちろん、温泉に埋まる(砂湯)、蒸される(むし湯)、飲む(飲泉)、吸う(温泉吸入)、食べる(地獄蒸し料理)など、様々カタチで楽しむことができるのだ。
受付を済ませ、サンダルを履いて外に出ると広場のような場所に出る。この場所を中心に、各施設へアクセスできるようになっている。男湯の脱衣所で着替え浴室へ。浴室内は天井が高く開放的で、天井もルーバーのようになっていて、空が見える形だ。岩風呂、檜風呂、そしてひょうたんの形をしたひょうたん風呂など様々。透明な天然温泉は源泉を加水せずに掛け流している。加水せずに利用するために、竹製温泉冷却装置「湯雨竹(ゆめたけ)」を利用している。熱い温泉を竹を這わせることで、気化熱の原理で水温を下げているのだ。
その他にも広々とした露天風呂や、19の口から流れ落ちる瀧湯などがある。お風呂を堪能したらむし湯へ。ここでは低音と高温のふたつがある。高音の方は、別府温泉保養ランドほどの熱さがあり、室内はモクモクだ。古くから鉄輪温泉で楽しまれてきた入浴方法で、泉源から噴出する高音の蒸気を利用している。むし湯の目の前には水風呂もある。身体を冷ましたら、露天前の木製のベッドでごろん。空を見上げながら、のんびりするこの時間はなんとも至福だ。
お風呂を満喫した後、再び広場に戻ってきた。実は入浴前から楽しみにしていたことがある。それは温泉卵を堪能すること!事前に調べた時に温泉卵の存在はチェック済みで、卵好きにはたまらない!!ひとつ80円なので、2つ購入。温泉卵にかけられている温泉は飲むこともできるので、ゆで卵と一緒にいただくことに。ゆで卵は少し着色しており、温泉卵特有の香りがほんのりした。塩をかけてホクホクの卵をほおばる。他にもビールや温泉蒸しプリンなど
男
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