道の駅 上品の郷 (ふたごの湯)
温浴施設 - 宮城県 石巻市
温浴施設 - 宮城県 石巻市
雨の日曜日。
娘は足首を捻挫しており、野外のアクティビティは無理。妻は突発性の難聴で体調不十分。こんなときは温泉だろうと蔵王の酸性泉が頭をよぎるけれど、このところ山形方面に行き過ぎているのと雨降りのなかで山越えをするエネルギーがなんだか足りなくて、けれどパンチのあるお湯には入りたい。
そのうえでサウナもあるところ、となるとやはり宮城ではふたごの湯。気温も30℃を割り、そろそろあの源泉水風呂の温度加減がちょうどいい頃だろうと踏んで、お昼前に出発して石巻へ。
館内はなかなかの混み具合。サ室は常時7〜8名程度が入れ替わり入退出していて、快適に入れるギリギリのラインでしょうか。道の駅併設の温泉施設ですから、週末に混んでいるのは仕方ないですが、想像以上に人が多くてややげんなり。まあ、相変わらず賑わっていてなによりです。
目論見通り、含鉄泉の黄金色の水風呂は水温ちょうどよく、真夏ならばぬるいけれどこの時季としてはまさに自分好み。鉄の羽衣にあっという間にまとわれる最高の水加減です。とはいえ、快適だからといって長湯(水)すると高張性の湯(水)ですから成分ががっつり体内に侵入して、あっという間に湯あたりしちゃうのがこの温泉のパンチ力の強さ。そんなことは重々承知しているので、必要以上に長い時間浸かっちゃいけないと言い聞かせながら入っているのに気もちが良すぎてついついカラダを沈めてしまい、3セットを経て上がったあとにはやっぱり湯あたり気味でした。
湯上がりどころにはぐったりカラダを横たえる人が転がっているのがここの見慣れた光景ですが、先に上がっていた妻もやはりやられたようで、小一時間ほど休憩してから施設を後にしたのでした。
源泉かけ流しの冷鉱泉を水風呂として供用するサウナが大好物ですが、北海道芦別のスターライトホテルと双璧の水風呂だと個人的には思います。外気浴スペースが狭いのだけが惜しいところ。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら