天然温泉 夕凪の湯 御宿 野乃 境港
ホテル・旅館 - 鳥取県 境港市
ホテル・旅館 - 鳥取県 境港市
【野乃めぐり 10/13】
連休の島根・鳥取野乃めぐり。昨日の松江に続き、今日は島根県境港市にある、夕凪の湯御宿野乃へ。境港駅から伸びる妖怪たちの集まる道、水木しげるロードの始発点に、周辺の街の高さとはかけ離れた12階建てのビルが、落ち着いたデザインで建っている。
とにかく寒かったので、観光もほどほどに夕方にチェックインしてサウナへ。
大浴場はちょっと複雑な間取りではあるが、洗い場・内湯があり、少し奥まったところにサ室と水風呂があり、そして露天スペース。
露天風呂から内湯へと湯通し。こちらのお風呂は、周辺に高い建物が一切ないので、どちらからも境港の町並みやその先の海まで、かなり遠くまで見通せる。逆に言うと、そのような土地にやはりこの御宿野乃だけが孤高の存在として建っているのである。
湯通しをしたら、サ室へ。サ室は6〜8人位が入れる上下2段で、いつものヒノキの香り。入ってすぐの壁にも小さめの窓が開いていて、そこからはすぐとなりの水風呂の様子、そして通路の先の内湯、更にその先の窓から見える境港の街並みが見える。一方、サ室の奥に大きめのガラス窓があり、そちらからは境港の海がすぐ見える。
なので、入ってすぐの上段に座ると、左手には境港の街並みを、右手には境港の海を、同時に見ることができる。サ室で蒸されながら2つの景色を楽しめるようになっている。これは明らかに意図した設計なのではないだろうか。
しっかり蒸されたら、すぐとなりの水風呂へ。強冷12〜13℃の水風呂は、とても冷たく感じて、1分入るのがギリギリだった。
休憩は、露天スペースや内湯にアディロンダックやととのい椅子があるが、ゆっくりととのいたいので内湯の椅子へ。じんわりと皮膚の表面が解放されていくのを感じ、セットを重ねるごとに皮膚だけでなく全身が解放され、脳の血液が解放されていく。
夕方に3セットやって、ビール飲んで少しうたた寝したら、また寝る前に3セット。先程の2つの景色は、海側は暗くて何も見えないが、街側は夜景が広がっていた。
昨日訪問した御宿野乃 松江と、ここ境港とは、車で30分と離れていない。なので、このあたりの旅行をするときにどちらを(あくまで御宿野乃縛りで)拠点にして連泊したいか、と考えたら、やはりセルフロウリュができるサウナのある松江を選んでしまうかもしれない。しかし境港も、見渡す限り自分たち以外に同等の建物が見えない景色を堪能できるサウナクオリティは、捨てがたい。
ところで、今日の境港により、攻略が難しいと思われた島根・鳥取の野乃をコンプし、これで二桁に乗ってきた。残りは別府と、浅草2軒の、計3軒。もうすぐだ。
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