鶴の湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
雨が豪雨になって 雨がもうずっと
ケンカにも飽きる あの雲に飽きる
僕らはとりあえず 雨宿りを止めた
沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ
どしゃぶりの町はとても綺麗で
いつの間にか子供になっていた
高鳴るビートに弾もう
この確かなヒートを燃やそう
バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いていこう
ざーざー雨はクールな調べ
ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が
同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい
仲直りがしたいんだ
雨は毛布のように この僕らを包む
街路樹にはしゃぎ 排水口に唾を吐いた
どしゃぶりの中で手に入れたもの
濡れたパンツと君の笑顔さ
高鳴るビートに弾もう
この確かなヒートを燃やそう
バシャっと蹴散らし さぁ
踊るように歩いていこう
ざーざー雨はクールな調べ
ずぶ濡れて僕らは笑う
慣れっこなはずの行為が
同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい
仲直りの証さ
なぜか涙がこぼれて
高鳴るビートに弾もう
この確かなヒートを燃やそう
バシャっと蹴散らし さぁ
踊るように歩いていこう
ざーざー雨はクールな調べ
ずぶ濡れて僕らは思う
慣れっこなはずの行為が
同じ日々を飾るよ
口付けていいかい
仲直りがしたいんだ
(キリンジ 「雨は毛布のように」より)
※NATSUのGENKIなご挨拶〜2025年〜42施設目②〜
こんにちは、陳瞬春です。
今日は昼過ぎに強烈な土砂降りが降ったり、晴れたかと思ったらポツポツと雨が降ったりと、よくわからない天気でした。なぜか、職場からの帰り道にキリンジの「愛のcoda」が聴きたくなり、Spotifyで聴きながら帰っていました。
考えたらキリンジの曲は雨の日に聞くのが好きなんですが、「愛のcoda」が聴きたくなったのは、空模様がモノクロームなったからかもしれません。春の曲なんですけれども。そこから「Drifter」や「エイリアンズ」「スウィートソウル」「十四時過ぎのカゲロウ」「時間がない」「イカロスの末裔」などを聴いて帰っていました。近鉄伏見駅の辺りを歩いていたら、「雨は毛布のように」が流れてきました。雨に当たりたいなあ、ということで近くで露天風呂がある鶴の湯にきました。
上の階に行くと雨のせいか、客は少なく、サウナ室にもほとんど人がおらず、快適に入れました。露天風呂にも客がいなかったので強くなっていく雨粒を全身で受けました。何か気分が上がりました。服を来てずぶ濡れになるのも悪くなさそうですが、傘を持っているのに、ずぶ濡れにわざわざなるのはどうかなと思ったのでやめました。家に帰ってから多分後悔するかも、ということで満足して帰ったのであります。雨を受けながら露天風呂に入るのも勿論良かったです。
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