しゅんしゅん

2023.01.28

7回目の訪問

※陳瞬春の関東湯ったり紀行(秋冬編)60日目※

こんにちは、陳瞬春です。
9月末に葛飾区に引っ越して、吉川市へのアクセスはかなり近くなったと思います。ですから、これからはゆあみへの訪問も増えるだろうと思っていた矢先の閉店の報でしたので、個人的には「もっと行っておけば良かった」という後悔の方が正直強いです。ゆあみに通っていた、というより、生活の中にゆあみがある人達は今回の閉店をどのように思っているのか、考えるのは非常につらいです。

壁に書かれた寄せ書きをみました。ある人は支配人の似顔絵を、またある人は思い出を綴っていました。一つ一つの寄せ書きににゆあみへの思いが溢れていました。可愛らしいなまずのイラスト、苦難を一緒に過ごしてきた施設への思いなどが溢れていました。少しセンチメンタルな気分になりました。ショックが大き過ぎるのです。

おじいちゃん達が多いので、まずは「浴場」社交場として機能していたというのがあると思います。銭湯的な要素が強い、智光薬湯で日々の痛みを緩和して、温泉に入る人達だと思います。そこにたまたまサウナがあって、日常のコミュニケーションも広がっていくという、浴場のしっかりした土台がある施設だと思います。

加えて「観劇」の分野。かつてのホーム・小岩の湯宴ランドの閉店時のことを思い出しました。大衆演劇の時間帯に現れる人達は生活の潤いとして、大衆演劇を見にゆあみにやってきます。お風呂なしでもいいのです。舞台を観て、盛り上がって気持ちよく帰る場所だったんだと思います。

最後は「癒しの場所、逃げ場」としてのゆあみ。多分ここが私達中年男女のハートを掴んだんだと思います。ウッドデッキで太陽の光に包まれた時の安らぎ、クールダウン風呂に浸かった時の「抜け出したくない」気持ち。心身共に疲れ切っな社会人にとって、華やかなサウナ施設や高級スパ・サウナは眩しすぎて疲れた時に行っても却って疲れます。ゆあみに求めるのは「一瞬の逃げ場、癒し」にあったように思います。ですから、ゆあみのファンの人、ゆあみに救われた人にこれからも幸ありますことを願って今日のサ活は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

しゅんしゅんさんのよしかわ天然温泉ゆあみのサ活写真
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