第三玉乃湯
銭湯 - 東京都 新宿区
銭湯 - 東京都 新宿区
【静謐に蒸され、静謐に浸かるサ活】
昨日のサ活。9月になった途端に秋モードの気候で、これはサ活が捗りそう。職場からも自宅からも比較的アクセスの良い「第三玉の湯」だけど、一度も訪れていなかった。第一、第二はあるのかい?と思いながら出向く。結果、行って良かった。
神楽坂上の交差点から徒歩3分。飲食店街とも住宅街とも隣接している。19:00前にin。大小2枚のタオルを渡され、名前を聞かれる。90分の時間制限があるとのこと。
脱衣所はそこそこ広く、ロッカーのサイズもゆとりがある。ふと見上げた天井が美しい。鼈甲のような背景色に黒い影絵で百合模様の施されたパネルが連なっている。
浴室はコンパクトで、昔ながらの銭湯色も残しつつモダンな印象もある。特筆すべきは静かさ。人が多くなかったので水音も少なかったのだろうけど、ボイラー音のようなものもなくしんとしていて、普段浴室で色んな音が鳴っていることに逆に気づく。静寂を壊したくなくて、ジェットバスのボタンを押すのがためらわれるほど。
サ室は91度。4名制限だけど、1セット目以外は独占状態だった。木が真新しく、最近リニューアルしたらしい。ここも静か。テレビも音楽もなく、自分と向き合う時間になる。2セット目に入ったとき、しとしと雨のような控えめなオートロウリュが始まって、ジワジワと体感温度が上がった。
20度の水風呂は、サウナの真横にあって動線よし。座ると肩まで浸かれるいい深さ。肌あたりも柔らかい。洗い場との間に少し高めの壁があるので、これまた静かさが強調され、個室感があるのが心地よかった。
露天風呂の淵に座って外気浴。神楽坂の石畳にも似た風呂底の敷石を眺めてぼんやり。
仕事帰りに立ち寄るのがクセになりそうだ。帰りに神楽坂で一杯飲めたら最高なのだけど。早くその日が来ますように。
女
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