両国湯屋江戸遊
温浴施設 - 東京都 墨田区
温浴施設 - 東京都 墨田区
昨日移動中にミスチルの「ハル」という曲を聴いていたとき、サウナに入って外気浴をして春の風を感じたくなった。これも春の楽しみ方の一つである。
オープンと同時に着いたが10人くらいの入館だった。朝一だからか1時間のショートステイの中高年の来館客が目立つ。しまった、期待を持ちすぎたかな、と思いつつも時間制限なしの一般プランにした。
ところが浴場に行って自分の選択が大正解だったことが分かった。まずロッカーが大型タイプだ。これはロングステイ歓迎の意味が込められていると個人的に思っている。
広々として天井が高く清潔感がある浴場にて、カランコーナーで身を清め、まずは内湯の浴槽に身を沈める。ぬるい。そのパターンか。ただ真矢みきのアドバイス通り諦めない私は、屋外の薬草風呂へ。これはっ!サウナ並みに芯まで温まって、もう水風呂に入ってしまった。屋外の椅子に座り、ふと時計を見ると10:40だ。サウナにまだ入っていないのに、時間泥棒!かなりせっかちな性格と自負しているが、これはショートステイは無理、というかもったいない。
そのままフィンランドサウナへ。ストーブが大きく、iki Metos の記載が。これは期待。サウナストーブの品種が見れない施設が多いが、サウナ好きは見たい。中央にでんと構えており、座ると皆でストーブを称えるような角度になっている。温度は分からないが、あまり熱すぎないと思う。おかげで最初から12分入れた。誰も座らない外気浴スペースのリクライナーに横たわる。頭上にはメビウスの輪を彷彿とさせる窓があり、そこから雲が見えた。ピアノ演奏と思われるヒーリングミュージックが細く流れている。この外気浴は都内でも屈指だと思う。そのあともう3回フィンランドサウナ、水風呂、外気浴を繰り返した。入るほどにしっかり温まるような重みがある。最後にスチームサウナへ。きちんと熱くて良かった。
空腹を抱えてオープンと同時にレストランに行き、心づもりをしていた唐揚げカレーを食べる。気をてらわないオーソドックスなカレーだが、¥1,300らしく中華サラダの小鉢と味噌汁がついている。カレーに味噌汁がつくのは機械的なオペレーションだなと日頃思っているが、案外よかった。
そのまま休憩スペースへ。仕事もできるようになっている。しかもハンモックが2台ある。私にとってハンモックは、サウナと同様の非日常空間だ。あの外気浴もこのハンモックも、無重力状態で自分と対話する夢の時間。気がついたら13:00。3時間ステイならここまでで終了。でも私にはまだ時間がある。これから一眠りして岩盤浴だ。派手さはないが、一つ一つのレベルが高く満たされる空間。この休日は最高すぎる。
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