立ち寄り温泉 伊豆高原の湯
温浴施設 - 静岡県 伊東市
温浴施設 - 静岡県 伊東市
『フィンランド×ジャパン サウナ』
こんなところに真の『SAUNA』があった。の巻
伊豆方面へ車を走らせると必ず見る、あの看板(泥パックを塗ったお姉さん)のスーパー銭湯温泉。
観光客向け施設でサウナなんてないんじゃないかという勝手なイメージで、あまり気にしていなかった此処。
コンパクトな内湯から露天エリアへ抜けようとする間仕切り部分に入口があるサウナ室。
対流式ストーブでTVみたいなものは勿論なし。
あるのは地元の常連のパイセンたちの情報交換や昔話。
土地柄観光客が多いかと思いきや、平日夜は常連さん9割。
入ってくるお客さんは年齢もバラバラだけどみんな挨拶していた。みんな。
浴室設計が毎日サウナに入りに来る人らをターゲットにしてる感じで、それはフィンランドのサウナを基に設計されたんだろうなと思った。
フィンランド行ったことないし勝手なイメージだけど。
水風呂は外。露天に出て一番近い位置にある。
すぐ近くに椅子もたくさんあり、サウナ室を出てきて水風呂を経由せず外気浴を楽しむ年配の方も居たりしてフィンランド式の策略がバッチリハマってる感じ。
常連さんたちが1回転以上するくらい、割と浴室に長居してしまったけど、どの時間帯の常連さんたちからも必ず名前が挙がる、山口さん(仮)
恰幅良く、ちょっと派手なネックレスをつけていて、当時、三つ隣の町くらいまでも含めてケンカさせたら誰も敵わない、として知らない者はいなかったそうで、今は銭湯の男湯のヌシ(一番の人気者)の風格。
こんな話をたまたま聞けたけど、多分この話、何十回もされてきたんだろうな、と思った。
(当時のエピソードを話す知人の語り口がモノマネチック)
当時はかなりヤンチャだったけど、今は十分真面目じゃねぇか!仕事もちゃんとしてるしよぉ!と語る山口さんだったけど、山口さんが上がった後に登場した常連さんによると、マット交換で現れたお姉様にちょっかい出したりしてるそうだから、今でもヤンチャだった。。
(マット交換はお姉様は一切手を付けず、常連さんたちでほとんどを終わらせていて、私も一応参加した笑)
いやーしかし、こんな所にこんな形のサウナがあるとは。
温泉も、てっきりしょっぱいのかと思ってたらクセが無くて、ほのかに甘い香りがした。好き。
でも飲泉は甘くなくて、むしろ硬めの無味だった。
泥は、有効成分をって事じゃなく、キレイにするって感じだった。でも面白い。
昼行くなら絶景の赤沢温泉、夜ならフィンランドノリな雰囲気を味わうために此処って感じかな。
おじゃましました。
男
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