中野寿湯温泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
高砂湯に行くつもりで中野駅にて降車したものの、今日月曜日は定休日だったことに気がつく。
そのまま帰ることも考えたが、動くたびに少しずつ汗で服が湿る。
駅舎を南から北へ抜け、酔客蔓延る路地を足速に通り過ぎる。
早稲田通りを境にアウェイからホーム、訪問客から住民メインのエリアへと切り替わる。
祝日だからか混んでいた。
若い人からお年寄りまで皆、浮ついたところがなく、客層はやはり近隣住民がメインなのだろうか。
サウナ室のドアを開けると先客が5人もいた。
最初からストーブ横ドア前の席に座るつもりではあったが、さすがに席が埋まっているのには驚いた。
お湯にしばらく浸かって体が温まっていたからか、すぐに汗が噴き出し始めた。
出入りスペースが狭いサウナ室なのでストーブ横の席は満員でない限り、出来るだけ使わない方が邪魔にはならないのだろうが、私はこの席が好きだ。
ストーブから1番近いといっても、分厚い囲いを背にするので直接の放射はなく、じんわりと暖かい。
それだけではなく、ドアが開くたびに新しい空気が入り熱が逃げる。
空白を嫌うように熱された空気が広がる。
その押し返しの際に体感温度が少し上がる。
ドアの間近くだからそれがよくわかる。
サウナを出たタイミングでは水風呂が運良く空いていた。
ストーブのスペックを絶対視する人、水風呂の温度にこだわりを持つ人、外気浴を含め休憩がメインディッシュだと考える人、いろんな考えがあると思うが、ここはやはり水風呂がメインだろう。
温度は低くないが冷たさは感じる。
肌に少し纏わりつくような感覚がある。
蛇口から落ちる水に水面が揺れる様を眺めていると心が落ち着く。
ここの水風呂が温度が足りないからって切り捨てる人、ガチで危機感持った方がいいと思う。
3セットして帰った。
余ると思っていた900mlのイオンウォーターもいつの間にか飲み干していた。
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