【閉店】鴨川湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
「さよならは初秋の風に流れて」
JUDY AND MARYのイロトリドリノセカイの一節。
なぜか水風呂で口ずさんでしまった今日の一曲。
サ室で響いたのは〝潮騒のメモリー〟だけど笑
いろんな書籍で拝見してた鴨川湯さんへ♨️
26日で休業の知らせを知ってから、行くか行くかとしているうちに季節が巡ってしまった。
今日も仕事終わり、台風が過ぎて少し肌寒くなったいつもの国道をバイクをとばす。
この1年京都へ通いつめて、京都市内の地理は銭湯とカレー屋の位置で大体覚えた。
〇〇湯があるのは〇区!ついでにカレーはここが美味い!みたいな。
鴨川湯さんは北大路通り沿い、それこそ賀茂川近くにある100年近く銭湯として歴史を歩んできた老舗名湯。
北大路通りなんてこの1年で何度通ったことか、そう言えば通り沿いの〝ゆ〟のネオンいつも気になってたんだよなあ。
外観は京都に珍しく洋風、間口が広くなんか大阪の銭湯みたい。(これにも色々な歴史背景あるっぽい、なんでも元々は理髪店併設だったとか!)
男女別の入口には京都式の暖簾、脱衣場は立派な格天井が広がり、年季の入った下駄箱や脱衣箱、京都らしく柳行李が現役で使われていてこれぞ京都銭湯、テンション上がる!
施設内どこも清掃が行き届いていてピカピカ清潔健康!
浴室は真ん中に主湯がレイアウトされた古い形式。
天井の湯気抜きが横長で大きく、きっとお昼に来ると採光良くキラキラした浴室なんだろーなと想像できる◎
タイルも様々な柄が使われていてお洒落な仕上がり。
サウナは対流式で90℃ほど。
座面ヨコ長で5人程度キャパ、BGMは懐メロ♪
壁材が石材のブロック仕様で、照明の感じと相まってなんかピラミッドの中みたいな雰囲気…笑
窓から浴室や水風呂見えるので助かります。
あぐらをかいてじっくり蒸される好みのタイプ◎
水風呂は言わずもがなライオンちゃんの吐き出す京都地下水クオリティ18℃です🙏
サウナきっかけで銭湯へ通うようになったわたしは、いわゆる流行りのサウナー目線で銭湯サウナを見ていました。
たくさんの銭湯へ行くにつれ、施設の個性や人の温かさ、もちろんお風呂の気持ち良さに惹かれて、銭湯に〝日々のととのい〟を求めて通うようになりました。
それはいわゆるサウナトランスではなく、毎日の癒しでありモチベーションです。
変わっていくことが変わらないことだけれど、分かっていたけれどもっと早く来れば良かったな…
これから、出来るだけたくさん銭湯に通おうと改めて思いました。
さよならは初秋の水風呂にも流れて。
鴨川湯さん、ありがとうございました♨️
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら