ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯
銭湯 - 北海道 虻田郡ニセコ町
銭湯 - 北海道 虻田郡ニセコ町
「ととのえの日」は大荒れの予報。それでもサウナには行きたかった。
家を出るとき雨だったものが、洞爺湖への長いトンネルを越えたら急に雪模様。それも湿り雪で坂を上るのにひと苦労。さらに進むと畑からの地吹雪に阻まれる。それでも何とかたどり着く。命懸けにも近い旅。
ニセコは温泉が有名だが、目当てはセルフロウリュできるサウナ。
アロマ水に入るのはニセコ製のアロマオイル・HIKOBAYU。本日は“ONSEN SPA”を使用。
洋風大浴場、源泉かけ流し不感温度のジャグジーで下茹でしてからサ室へ。大荒れの雪の中、来る人の数は少ないが、サウナには次々と入れ替わり立ち代わり。一番熱い上段の隅に陣取り、久しぶりに静かに時を過ごす。地元FMでかかる静かな洋楽が心地よい。
頃合いを見て、少しずつアロマ水を垂らしロウリュを点てる。
田舎のロウリュは一気にかけて激熱にする人が大半だが、私ならエレガントに温める。ジューという音と良い香りを楽しみたいではないか。
名水の水風呂はシングルまでいかないが十分キンキン。
しんしんと降る湿り雪を全身で受けながら休み、ふと片隅を見ると…
ここは豪雪地帯、雪の山ができている。…できる。
表面は固いだろう。鼻血を出さぬよう(笑)静かに大の字両面雪ダーイブ! ほぼ1年ぶりの雪ダイブ、まさかニセコでできるとは。
帰りに待ち受ける決死ドライブのことはしばし置いておき、閉館ギリギリまでできるセットを繰り返し、温泉で温めて湯上り。
行くのが大変な場所にあるが、「命を懸けてまで」行きたくなるのは大げさな言葉ではないのかもしれない。
[その後]
サウナロードに架かる長い吊り橋、入口で見事に通行止を食らう。
男
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