もっかぼっか

2019.10.08

2回目の訪問

仕事中に行きたい気分になり、終業後久しぶりに往訪。入館料800円(タオル持参)増税で値上がりしたのかな、致しかたない。

脱衣所でサウナイキタイポスターを発見。前回来たときは無かったぞ。シックでスタイリッシュな館内とマッチしてて素敵。

浴場に入るとサウナ室の木の良い香り。まだ開業1年未満?ですものね。隅々綺麗で気持ちがいい。


#露天風呂
夕方の静岡は気温20℃程、半袖では肌寒い。裏を返せば露天風呂が気持ち良い日和。富士山は見えなくとも、ワニ歩きで薄暗い富士見小屋の中へ直行。木の香り、潮風に流されていく湯気、アオサギの「ビャオウ!」を静かに愉しむ。

※露天風呂にはお風呂に浸かりながら、漁港越しに富士山を眺める用の木造の【富士見小屋】がある。外から裸体が見えないよう、うまいこと顔だけひょっこり出せる覗き穴だ。



#サウナ
85℃-湿度38%の三段ひな壇。サウナマットはカーペットみたいな素材で、体制を変えても(座禅を組んでも)ズレない安心安定感が良い。



#水風呂
この地域では随一の冷え冷え具合なのでは。16℃、本当に冷たい。チラーで冷やされた水は特有の鋭さを感じる。ビギナーの私は冷水の刃を多方向から突き付けられたようで、不用意に動けない。静かに足・腰・肩と段階的に浸からなければ息が止まりそう。何度浸かっても最高にちべたい。まだまだヒヨっ子だ。



#休憩
露天コーナーで外気浴。長椅子2脚、ととのいイス2脚。ととのいイスがマットな質感で当たりが優しく身体にフィット。このイス好き。

1セット目はイスから転げ落ちそうになるくらい目が回った。強力な磁力か遠心力で押し付けられているよう。ちょっと焦った。高速回転のコーヒーカップにでも乗せられている心地だが、不思議なのは、これだけ回っていても全然気持ち悪くはないのだ。もう自分で自分の身体が制御不能に陥り、起きている事象に身を預けるしかない、心地の良い完全敗北・観念=超脱力。

実生活では常に「負けてはいけない」と、つい自分に課しがちだが、この時ばかりは素直に負ける快楽に溺れる事ができる。これこそ私がサウナに通ってしまう理由なのかもしれない。負けてもいい、頑張らなくていい。サウナに来た時だけは。


#大休憩
寝ころび処のような休憩スペースは無いが、受付ホール、食堂、漁港に面したテラスと席はあちこち沢山ある。売店脇にも籐のテーブルセットが増えていた。


併設のビアバーは温泉館内からは行けないのかな?入口見つけられなかった。しかしここの炭酸泉は相変わらず凄い。強炭酸。また来る。

  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 16℃
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