エンジョイ勢

2023.04.24

1回目の訪問

オープン初日に訪問。サウナは大人のテーマパークとはよく言ったものだが、あまりの行列にディズニーランドかと思ったくらいだ。

全体的にサウナがぬるめなのは初日のご愛嬌といったところか。だが絶対にととのい難民にならないと豪語するだけあって、この大盛況の中でもととのい椅子取りゲームになることは一度もなかった。

このスペース配分はなかなか良いのではないだろうか。サウナの待ちはまだしも、ととのいスペースの待ちはもはやサウナ体験が破綻していると言わざるを得ないのだから。

セルフロウリュができるケロサウナもサウナスのような、なんちゃってケロに比べるとかなり贅沢にケロを使っていると感じた。

ここの難点は15分計の砂時計でlöylyのタイミングが管理されていることか。かなりカラカラになってきてドアを開ける度に冷えるレベルなのに湿度を上げることができず、忸怩たる思いであった。

マナーとはみんなが気持ちよくなるためにあるのであって、ルールを決めれば良いというものではないことを再認識させられた。

人によっては1〜2杯のロウリュで砂時計をひっくり返してしまうので、1人でもサ室の出入りがあれば一瞬でリセットされ、そのまま15分以上耐えることになる。

タイミングを決めるなら1度に5杯まで、のように回数も定めた方が、目安がわかってサウナビギナーにも優しいのではないだろうか。

その他化粧水や綿棒がないなどアメニティ面はかなり厳しい。その代わりと言ってはなんだが、シャワーヘッドやドライヤーは全てReFaで統一されており、なかなか投資している。

ちなみに、1番気に入ったのは意外なところで瞑想サウナかもしれない。味集中カウンターならぬ瞑想集中パーティションで完全に1人の世界に入れる。

温度は低めなのでかなり長時間入ることになり、回転はめちゃくちゃ悪い。なんとなくそんな予感がしたので初回サイクルで体験することにしたが、これがハマった。

サウナに慣れてくるとだんだんととのいが遠のいてしまうのだが、そんな時にこのサウナは新たなサウナ体験への道筋を示してくれたような気がする。

ととのいから“整い”へ、サウナ体験も変化していくのかもしれない。

今はオープン特別価格ということなので、値上げが予定されているのだと思われるが、この喧騒が落ち着いた値上げ後にこそ、また再訪したいと思えた。

エンジョイ勢さんのサウナ東京 (Sauna Tokyo)のサ活写真
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