2019.05.26 登録
[ 福岡県 ]
エビデンスや人間工学を重視したという科学的なサウナ。
コンセプトも面白いが、なによりフィンランドの映像でしか見たことがなかったフットレスト付きのサウナを初体験できたのが素晴らしい。
日本でここ以外に存在するのだろうか?もし知っている方がいれば教えていただきたい。
本来はととのいのタイミングでもポンプである心臓から送り出された血液は身体の末端に行くほど勢いが弱まっていくもの。
ところがつま先をガッツリ熱した後だと不思議なことにつま先から返ってくる血流がむしろパワーアップしているのだ。
さながら血流の波を増幅させるアンプのようで、全身が波打つ体験は初めてだった。
男
[ 大阪府 ]
大阪市内にしっかりしたワーキングスペースがあるサウナはなかなか珍しい。
サウナ自体の温度は85〜6℃を指しているがボナサウナのため、体感温度はかなり熱い。しかも湿度もかなり高めに保たれている。
更には熱風で室内を掻き回す仕組みが導入されていて、定期的にアウフグースを受けているような気分になる。
外気浴スペースは屋上部分にあるので動線だけが気になるポイントだが、席が空いているかは画面で確認できるなど、めちゃくちゃ細かい部分まで努力が重ねられていると思う。
リニューアルによりかなり人気が出ている様子だが、納得のクオリティだった。
男
[ 大阪府 ]
温度は90℃を指していたが、かなりの熱さを感じる非常に高湿なサウナ。水風呂も15℃付近を指しているが深さがしっかりあることで体感はかなり冷たく感じて心地良い。
ととのいスペースがかなり照明暗めになっていておもしろい。全体的にマナーも良く、話し声は皆無。
オサレな雰囲気とは裏腹にかなり燻銀のストロングサウナ。
男
[ 東京都 ]
いまだにおひとり様入館などというものをやっているが、マスク無しの店員が道を遮るように飛沫を飛ばしまくって署名の案内などをしているというチグハグぶりはさすが。
相次ぐ値上げも相まって、もはやこの施設のソフト面には何一つ期待をしていないので、やれやれといった無の感情である。
久々に訪れた今日の目的は夏季限定の露天クールダウンバイブラ水風呂である。
夏場は気温のせいで外気浴がぬるく感じてととのえないことが多いが、程よい温度の水風呂を外気浴に置き換えることで新たなととのい体験ができるのだ。
ただし、この体験は温度設定がシビアなので、その最適解を探りに研究者の気持ちで彷徨い続けている。
さて本日のかるまる外気水風呂は29.8℃とほぼ30℃だったが、その結果は…
控えめにいってジャストミートだった。
欲を言って微調整ができるならもう1℃低い29℃が最高な気がする。そして通常のととのいとは異なる水風呂内ととのいの条件がほぼ出揃った。
・外気浴用の水風呂温度は28〜30℃
・外気浴スペースに存在すること
・冷却用の水風呂はしっかり低温であること
この3条件が揃えば、精神的なととのいではない肉体的なととのいが体験できる下地は整ったといえよう。
長くととのイップスを患う方々には是非とも新たな扉を開ける挑戦をオススメしたい。残念ながら今のところ関東圏ではかるまると反町浴場の2箇所しか見つけられておらず、しかもいずれも夏季限定となっているが、それでも試す価値はあるだろう。
ちなみに余談だが、かるまるの昇天のバイブラといい、存在意義が全くわからなかったのだが、浮遊感を増すために存在していることに今日初めて気付けた。
水風呂内ととのいは水と一体になるかのような蕩ける感覚が重要なのだが、その際に訪れる浮遊感を後押しすることが目的なのだと思われる。
ただやはり昇天側は不要かな…
正直なところ刺激が強すぎて邪魔にしかなっていない気がする。
[ 東京都 ]
オープン直後にLAMPI側は体験していて、かなり間が空いたがようやく偶数日のWOODS側に訪問。
TEETÄ
その名のとおりお茶ロウリュができるサウナ。結構な熱さと感じたが、全体では2番目ぐらいか。löyly用のラドルが大き目なのもあるかもしれない。バランスが最も良いと感じたサウナでサイクルを回すなら最適か。
TUULI
アウフグース用の大きめサウナ。ここが最も熱いサウナで上段以外に座る人も結構いた。アウフギーサーがパフォーマンスしやすいようにスペースが確保されている。
KELO
こちらはLAMPI側とほぼ同じかな。石かコンクリートでできたサウナに細切れのケロ材が貼り付けてあるなんちゃってケロサウナ。温度は60℃を下回っていたのでたっぷりロウリュしてのんびり入るのに最適。ただやはり狭いので人の出入りの度に冷えてしまうため、ロウリュを繰り返す羽目になる。
VIHTA
メディテーション系のサウナで1人ずつ仕切りがある作り。ヴィヒタがたっぷり吊るされており雰囲気は良い。瞑想の邪魔にならないようオートロウリュとなっている。他の施設ではこのタイプのサウナが一番低温なことが多いが、SAUNASの場合はダントツでケロサウナが低温である。
HAAMA
最もノーマルなサウナで、言い換えると特に特徴はない。オートロウリュでセッティングがブレないタイプの大き目サウナ。
オープン直後の喧騒はかなりしんどいものがあったが、予約不要で時間も伸びてかなり利用しやすくなった印象。
また、何といってもSAUNASの魅力は渋谷駅近の都心で木々に囲まれながら寝転がって外気浴ができるという点だろう。なかなか同様の施設はなく、唯一無二といえるのではないだろうか。
個々のサウナも細部までこだわっていて、ほぼ全てのサウナがロウリュの熱が効率良く回ることを計算して設計されており、セッティングがブレてもすぐにコントロールし直せる。
渋谷に行く機会があまり無いので足が遠のいてしまいがちだが、総合的にはやはり非常に良くできた満足度の高いサウナである。
[ 東京都 ]
プルゴリサウナことサウナエックスに初訪問。スマホのみで入退場を管理するサウナは最近増えてきているが、このサウナが画期的なのはダイナミックプライシングを導入することにより「混まないサウナ」を標榜している点だろう。
確かにサウナとダイナミックプライシングはかなり相性が良い。複雑な計算もいらず、単に人数だけで判断できる点も素晴らしい。ダイナミックプライシングの有用性はかなりメジャーとなってきているが、全サウナに導入して欲しいくらいである。
肝心のサウナはミニマルラグジュアリーということで、非常にコンパクトに纏まっている。8角形で真ん中にサウナストーブはなかなか良い形状で、樽サウナとまではいかないまでも、ロウリュの熱がかなり効率良く伝わる。
セルフロウリュのペースを5分に一回に設定しているのもなかなかニクい。水風呂はグルシンが売り文句だったが、こちらもかなりコンパクトで混んでくるとかなり温度は上がってしまっていた(最大で12℃程度)。
そしてととのいスペースはしっかり数を揃えていて難民になることはなかった。普段はガッツリ寝転がれるタイプのととのい椅子が好みだが、今回はオーナーであるユウスケアシナ氏の指示に従い、背筋をしっかりと伸ばした状態でととのい体制に入る。
ほう…これもなかなか…。半信半疑ではあったが、新しい情報はすぐに実践したくなるオープンマインドなので騙されたと思って挑戦したところ、意外と気持ちよかった。個室サウナなどの真に集中できる環境であれば、なお効果的かもしれない。
グデングデンにととのうというよりはマインドフルネスの文脈でかなり効く感じだ。感覚が研ぎ澄まされて鋭敏になっていくあの感覚と背筋を伸ばした姿勢がJust fitである。
ちなみに代表である芦名氏が背筋をピンと伸ばしてととのう時まで自信満々な姿をふと想像してしまって笑いが込み上げてきたのは内緒である。
価格的にはコスパも悪くなく、近所であれば通いたい施設といえよう。
[ 東京都 ]
近所の銭湯サウナに訪問。
残念ながら人気施設すぎてそこまで気軽に訪問できるわけでは無いが。
スタンプカードサービスは終了したとのこと。直近ではサウナの値上げもあり、無理もないかな。
本音を言えばもっと値上げしても良いので休日でも待ち無しで利用できるようにして欲しいぐらいだが、街の銭湯ポジションだと悩ましいところだろう。
さて、今日の目的は夏限定の不感湯である。反町浴場で体験したサウナ→水風呂→常温風呂の感動が忘れられず、なんとか近場で再現できないか虎視眈々と狙っていた。
結論から言うと、不感湯では温度が高すぎたように思う。反町浴場との差分は常温水風呂が外気浴スペースにあるかどうかと、そもそもの温度の違いだろう。
前者も総合的にはかなり重要なポイントだが、なんといっても絶対に外せないのは温度帯のスイートスポットである。
水風呂でも18℃と17℃では体感温度がまるで違うことを考えると、本当に1℃単位での調整が必要となりそうだ。
反町浴場の常温風呂は温度計の設置が無いが、松本湯の不感湯は32℃を指していたが、相当ぬるく感じた。
おそらく水風呂後の休憩用途で極上体験をするならば、求められる温度は30℃前後だと思われる。
何はともあれ、サウナ水風呂のクオリティはさすがなので、2セット以降はフツーに休憩することで気持ちよくリフレッシュできた。
飽くなき探究は続く。。
[ 神奈川県 ]
サウナの固定観念を完全にひっくり返されてしまった。自分がサウナを教えたいわば弟子サウナーのオススメで訪問したが、衝撃を受けた。
サウナは昭和カラカラ高温遠赤だが、このサウナの真骨頂はなんと言っても常温風呂だろう。
サウナ→水風呂→露天常温風呂のサイクルで味わえるのは脳が気持ち良いととのいではなく全身が浮遊感に包まれるより身体的なととのいである。
ととのイップスをモノともしない肉体的な優しさすら感じる第二のととのいを体感できる唯一無二の施設だろう。
ちなみに冬はキンキンなので夏の季節限定となっているそう。さまよいサウナーには是非ともおすすめしたい。
[ 大阪府 ]
シンプルにめっちゃおもろいサウナ施設がオープンしたな、という印象だった。
昨今のサウナブームはより内省的な方向に進化している気がしており、東京の個室サウナ大量オープンなどはその流れが顕著に現れたものな気がする。
ところが、そこはさすが大阪というか、このDESSEは友達と来るのが最高に楽しいであろうサウナ施設だと感じた。
今回はソロでの訪問だったが、是非ともサフレと一度来てみたいものである。
サウナはいくつもの種類があり、自分好みのサウナを間違いなく見つけられるだけでなく、会話レベルも禁止〜歓談OKまで明確に区別されているので、3セットはととのいに集中してそれ以降は友人とグダグダ喋りながらサウナ体験を楽しむこともできる。
ちなみに、タトゥーDAYだったがタトゥーの人は1人も見かけなかった。(ただし、ガッツリ刺青が一面に入っている人は1人だけいた)
タトゥーや刺青に関するアレコレはサウナとは関係ないので機会があればどこかで書きたいと思う。
何点か気になる点もあったので、以下に記しておく。
まず全体的にWebなどでの情報が少ない点については、全く問題なかった。百聞は一見にしかず、で実際に訪れれば、サ室含めそこかしこに丁寧な案内が掲示されているので、不親切な点はほぼ見当たらない。
また、黙浴エリアが明確に分かれていてととのいに集中したい時はこのエリアを使えばストレス無くサウナ体験に集中できるだろう。
一方で、マナーについては全体的にあまり良くないが、これはもはや予想されたことなので、どちらかというとルール設定の問題かもしれない。
店側としては歓談可能サウナと会話禁止サウナなどを区別して分けることでエンジョイサウナーとガチサウナーのどちらも気持ちよく利用できることを目指したのであろうことは理解できる。
ただ、率直に言うとあと一歩という感想である。サウナだけでなくととのいスペースにも会話禁止のルールを設けるべきではないかと思った。
会話禁止の静かな空間にしようとしているサウナであっても、サ室外の大声での会話が中にまで響き渡っているので、もはやルールが有名無実化していた。
個人的にはととのいスペースでの会話はそもそも理解し難い部分もあるが、あえて許容するなら現状の棲み分けだと半外気浴スペースのみ会話可能として、その他のととのいスペースは会話禁止にするのが望ましいだろう。
[ 東京都 ]
オープン初日に訪問。サウナは大人のテーマパークとはよく言ったものだが、あまりの行列にディズニーランドかと思ったくらいだ。
全体的にサウナがぬるめなのは初日のご愛嬌といったところか。だが絶対にととのい難民にならないと豪語するだけあって、この大盛況の中でもととのい椅子取りゲームになることは一度もなかった。
このスペース配分はなかなか良いのではないだろうか。サウナの待ちはまだしも、ととのいスペースの待ちはもはやサウナ体験が破綻していると言わざるを得ないのだから。
セルフロウリュができるケロサウナもサウナスのような、なんちゃってケロに比べるとかなり贅沢にケロを使っていると感じた。
ここの難点は15分計の砂時計でlöylyのタイミングが管理されていることか。かなりカラカラになってきてドアを開ける度に冷えるレベルなのに湿度を上げることができず、忸怩たる思いであった。
マナーとはみんなが気持ちよくなるためにあるのであって、ルールを決めれば良いというものではないことを再認識させられた。
人によっては1〜2杯のロウリュで砂時計をひっくり返してしまうので、1人でもサ室の出入りがあれば一瞬でリセットされ、そのまま15分以上耐えることになる。
タイミングを決めるなら1度に5杯まで、のように回数も定めた方が、目安がわかってサウナビギナーにも優しいのではないだろうか。
その他化粧水や綿棒がないなどアメニティ面はかなり厳しい。その代わりと言ってはなんだが、シャワーヘッドやドライヤーは全てReFaで統一されており、なかなか投資している。
ちなみに、1番気に入ったのは意外なところで瞑想サウナかもしれない。味集中カウンターならぬ瞑想集中パーティションで完全に1人の世界に入れる。
温度は低めなのでかなり長時間入ることになり、回転はめちゃくちゃ悪い。なんとなくそんな予感がしたので初回サイクルで体験することにしたが、これがハマった。
サウナに慣れてくるとだんだんととのいが遠のいてしまうのだが、そんな時にこのサウナは新たなサウナ体験への道筋を示してくれたような気がする。
ととのいから“整い”へ、サウナ体験も変化していくのかもしれない。
今はオープン特別価格ということなので、値上げが予定されているのだと思われるが、この喧騒が落ち着いた値上げ後にこそ、また再訪したいと思えた。
[ 東京都 ]
ここのサウナはなかなか良い。
85℃表示だが、かなりの多湿であっという間に汗が噴き出る。
いわゆる玄人向けのサウナといえよう。最近思うのが、セルフロウリュ可能なサウナは自分好みのセッティングにできる反面、セッティングがブレやすいという諸刃の剣であるということだ。
その点こちらのサウナはベースのセッティングがキッチリ整っており、なおかつ、10分に一度のオートロウリュでしっかりと加湿されてそれが維持されている。
その他のファシリティはコンパクトに纏まっていて特に不満はない印象。外気浴があるのも良い。
ちなみに、食事は明らかにレトルトか冷凍食品をレンジでチンしただけで加熱ムラまであるものが出てくるのでオススメしない。
値段的にはまぁ妥当だとは思うが。
[ 東京都 ]
長らくアスティル一強が続いていた新橋に二つ目のサウナがオープンということで早速訪問。
しかもアスティルの斜向かいという立地に驚く。全体的に良いところも悪いところもあるなんとも絶妙なサウナだった。
サウナと水風呂はそれなりにこだわりを感じられるが、アスティルのような中温多湿のサウナはやはりかなり珍しいことを再認識した。
ストロングポイントはなんと言っても新橋で外気浴が存在するところだろう。惜しいのはサウナ水風呂と同じ階には白チェアしかないところか。
インフィニティチェアは階段を登った上に、なんと風呂に入りつつ通り抜けないと辿り着けない致命的な動線となっている。
その他、排水も微妙のようで、そこら中がボディーソープやシャンプーでヌルヌルになっており、かなり危険。
ただ、アスティルのような中温多湿タイプのサウナとはしっかり差別化できているので好みで選択肢が増えたのは素晴らしいと言えよう。
サウナ水風呂以外のファシリティ面でもサ飯が欲しければアスティル、宿泊したければこちらか。更にコワーキングスペースも使えるので便利な場面は多いはず。アスティルは完全に仕事終わりに利用するところだろう。
[ 東京都 ]
樽型のサウナが埋め込まれた?個室サウナ。タルサウナは入ったことがあるが、個室サウナのコンパクトなサイズ感とは非常に相性が良いと感じた。
天井の丸みがロウリュの蒸気を丁度良く循環させてくれ、熱がしっかりとシームレスに室内に伝わる感覚。
水風呂は昨今の個室サウナで増えてきている五右衛門風呂タイプ。チラーは控えめだったのか、温度は17℃程度。
港区の個室サウナの良いところは男女混浴が可能なところなはずだが、残念ながらこの施設は対象外である。
区によらず、ラグジュアリータイプの高級個室サウナでしか混浴ができないところを見ると、なんらか設備上の要件かそれに伴う行政の許可などがあるのだろう。知らんけど。
ととのいスペースがベンチなのが少しツラいか。ベンチの向きを変えれば横になることも可能ではあるが、、スペース的にはなかなかしんどい。
麻布十番という立地に駅からのアクセスの良さも考えるとキャンペーン価格はリーズナブルだとは思うが、カップル利用不可と考えると通常価格はちと厳しいかもしれない。
その点も考慮してか、60分と90分が選べるのはとても良い気がする。ただ60分ではまともにサイクルを回すのはかなり困難なので、あくまで体験程度だろう。
サウナ後にサービスでジェラートorクラフトビールorワインがいただけるという点も踏まえると総合的な満足度は高い。
[ 東京都 ]
再訪。
人気施設はどうしても混雑して騒がしくなってしまっている昨今、さらに価値が見直されているのではないだろうか。
昔は当たり前だったが、今となってはサ室内やととのいスペースでも話し声が聞こえない施設はほとんどないだろう。
ところがこちらは会話をしたら即退会ということもあって、静寂そのものである。この空間を体験すれば、マナーに厳しいというよりも、サウナをみんなで楽しむという熱いマインドの賜物であることを感じられるのではないだろうか。